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【群馬】小中学生は持たないで 伊勢崎市教委 携帯電話で指針示す2008年10月2日 伊勢崎市教育委員会は一日、PTAと校長会との三者でまとめた「小中学生は携帯電話を持たないこと」を原則とする基本的なルールと利用ルールを、市立の各小中学校などを通じて保護者に配った。 同様の指針は前橋市や太田市にあるが、市教委は「PTAの声を基に作った。ルールを通じ(携帯電話のあり方を)親が自覚し、有効性と危険性を認識してもらえれば」としている。 基本ルールは、持たない原則のほか、家庭の事情で持つ場合には保護者が責任を持つ−など。 利用ルールは▽持つ場合でも学校に持参しない▽悪口を(携帯サイトに)書き込まない▽自分や他人の個人情報を公開しない−など十項目。使い方や約束を家族で話し合うことを定めている。 市によると、二〇〇七年度の調査では小学五年の約一割と中学二年の約半数が自分用の携帯電話を所持。〇五年から利用に伴う危険について保護者にアピールしてきたが、ルール作りに向け、今年三月から各校PTAで活動し、検討してきた。 (川口晋介)
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