2008年10月02日の「加藤医師の処分取り消し/大野病院事件で県」というニュース
加藤医師の処分取り消し/大野病院事件で県
2008年10月02日 10時16分
県病院局は1日、大野病院事件で無罪が確定した加藤克彦医師の懲戒処分(減給1カ月)を取り消した。
無罪の確定によって処分の根拠がなくなったことが理由。
ただし、加藤医師のミスを指摘した当時の県事故調査委員会の報告書は改めないとした。
県病院局は今後、遺族に対する民事的な責任がないのかをあらためて検討し、必要な措置を講じていく方針。
県病院局の尾形幹男局長は裁判で医師に過失がないという判断が示されたことに触れ、「多数の専門家の鑑定や証言に基づき裁判所が法的に判断を下しており、精密で客観性が高い」との考えを提示。
処分取り消しの根拠とした。
県は遺族に対する民事的な責任の有無は検討が必要との認識を持っており、今後、弁護士と相談して必要な対応を講じていく考え。
尾形局長は「できるだけ早くに結論を出したい」と述べた。
加藤医師とともに戒告の懲戒処分を受けた病院長の処分も取り消した。
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