倉敷駅前には倉敷市社会福祉協議会の職員や地域の民生委員など43人が集まりました。共同募金倉敷市支会の斉藤栄さんは「地域福祉向上のため皆さんの力を借りたい」と協力を呼びかけました。集まった人々はさっそく募金箱を持ち、道行く人に募金を呼びかけていました。また、募金に応じた人にはシンボルの赤い羽根を渡していました。共同募金は毎年10月1日から12月31日まで行われており、今年も「地域の福祉、皆で参加」をスローガンに全国で展開されます。集まった募金は高齢者や障害者の福祉充実の資金に充てられます。去年は倉敷市全体でおよそ6200万円の募金が集まったということです。倉敷市社会福祉協議会では今週4日、5日の土曜、日曜にも倉敷美観地区やイオンモール倉敷などで街頭募金活動を予定しています。
今年の「オープン・ウイングバレイ」のトップを切って総社市井尻野の三乗工業を訪れたのは、総社市立池田小学校の5年生17人です。昭和33年創業の三乗工業は、自動車の内装部品メーカーで、二十年前からは、リサイクルのパイオニア企業として「ムダ」をなくす、「ゴミ」を出さないをモットーにリサイクル材を活用した製品開発に取り組んでいます。児童たちは、ジーンズの裁断クズや古布などを原材料とする「自動車の天井パネル」、ペットボトルやポリ袋、ビニールなどの廃材から造られた「フロアーカーペット」などの製品が実際に工場内でどのように製造されているかを見学しました。三乗工業では、製造過程で出る断裁クズなどのスクラップもほとんどすべてをリサイクル材に活用しており、子どもたちは、人の技術と機械や工業ロボットが効率よく動いて次々と製品が出来上がっていく過程を目の当たりにしていました。12回目を数える今年の「オープン・ウイングバレイ」は、10月24日まで続けられ総社市と倉敷市真備町の小学生およそ300人が9社を訪れます。
新しい川舟『天領丸』は倉敷天領ライオンズクラブの認証25年を記念して倉敷市に寄贈されました。美観地区では川舟の安全運行を願い神事が行われました。倉敷観光コンベンションビューローが運行する観光川舟は、観光客に人気で平日でもコンスタントに50人から70人の利用があります。今年の夏休み期間中は2200人近い観光客が利用した一方で、4000人以上が舟に乗れず川舟を2艘体制にして欲しいという声が高まっていました。真新しい川舟はさっそく花嫁の写真撮影用に使われ倉敷川の水面を滑るように進みました。倉敷観光コンベンションビューローでは4日(土)から2艘体制による川舟運行を開始することにしています。
倉敷市選挙管理委員会の職員がダンボール94箱分におよそ18万9000枚のハガキを用意し、日本郵便・倉敷支店の車へ積み込んでいきました。入場券はハガキ1枚に4人分までの名前が記入されるもので、ハガキは1週間くらいで、倉敷市内の有権者へ世帯ごとに順次届けられます。9月2日現在の倉敷市内の有権者数は37万8933人です。岡山県知事選挙は今月9日に告示され、翌日の10日から25日まで期日前投票が本庁と各支所で行われます。投票と開票は26日(日)で、倉敷市選挙管理委員会では投票日に向けて、投票を呼びかける啓発活動を行うことにしています。