岡山放送局

2008年10月1日 19時26分更新

外国人観光客を5年後に2倍に


岡山県に観光客を呼び込むための取り組みを考える戦略会議が1日、県庁で開かれ、外国人の観光客を5年後までにいまの2倍に増やすことなどの数値目標を盛り込んだ計画をとりまとめました。

県の幹部などが出席して1日開かれた会議では、県内を訪れる観光客が平成9年をピークに減少傾向にあるいっぽうで、外国人観光客は増え続けていることなどが報告されました。

これを受けて、外国人観光客を平成25年度までにいまのおよそ2倍の年間12万人に増やすことや、日本人を含めた観光客全体の数をいまよりおよそ140万人増やして、2640万人を目指すことなどの数値目標を盛り込んだ計画をとりまとめました。

そのうえで、計画を実現させるため、海外で岡山県の観光地をPRするイベントを開催するほか、仕事で岡山県を訪れた人に企業から観光パンフレットを手渡してもらって、改めて観光に来てもらうことを呼びかけるなどの取り組みも申し合わせました。

県ではこの計画を県内の市町村や観光協会にも伝え、大勢の観光客の誘致につなげたいとしています。