【2008年10月02日06時10分 更新】


1.台風15号は温帯低気圧に
 (10/02 06:06)

県内に接近した台風15号は、温帯低気圧に変わって、東の海上へと抜けました。雨台風となった今回の台風15号・・・県南部では、降り始めからの総雨量が、300ミリを超えたところもありました。1日、県内のほぼ全域を風速15メートル以上の強風域に巻き込みがら進んだ台風15号・・・午前9時には、温帯低気圧に変わり、東の海上へと抜けていきました。台風15号に伴う県内の総雨量は、宮崎市青島で354ミリ、えびの市加久藤で349ミリなど、県南部で300ミリを超えたところもありました。今後も、しばらくは、海上を中心に、強風や高波への注意が必要です。


2.牛乳から大腸菌群検出 業者が自主回収
 (10/02 06:07)

都城市の業者が製造した学校給食用の牛乳などから、大腸菌群が検出されたことがわかりました。大腸菌群が検出されたのは、都城市山之口町の「中村牧場」が9月29日に製造した牛乳です。大腸菌群は、自主検査の際、検出されたもので、中村牧場では、同じ日に製造した4200本余りのうち、約2800本を自主回収しました。商品のうち、学校給食用の牛乳は、全て回収しましたが、宅配用と店頭販売用の牛乳は、一部、回収されていないということです。今のところ、健康被害の報告はありません。自主回収しているのは、200cc入りの「中村牛乳」という商品で、キャップの表面に「6」と記載されているのが特徴です。


3.きょうから10月・物価は…
 (10/02 06:07)

きょうから10月です。10月も食品や日用品などが値上がりし、家計にとって苦しい月初めとなっています。こうした中、ガソリンの価格は、8週連続の値下がりを続けています。値上げされるのは、サッポロビールの国産ワイン、マルハニチロのさばやいわしの缶詰、それに日用品では、セロハンテープなどです。こうした中、値下がりしているのがガソリンです。石油情報センターの調べによりますと、9月29日現在の県内のレギュラーガソリン1リットルあたりの価格は、170.6円と、8週連続の値下がりとなり、最も高かった8月初めに比べ、13円あまり安くなりました。さらに、1日、石油元売り各社が卸売り価格を引き下げたことから、レギュラーガソリンの価格は、数日中に160円台半ばまで下がるものと見られています。


4.日本政策金融公庫宮崎支店発足
 (10/02 06:07)

政府系の4つの金融機関が統合した日本政策金融公庫が、1日誕生し、宮崎支店でも発足式が行われました。日本政策金融公庫は、国民生活金融公庫や、農林漁業金融公庫など、4つの政府系金融機関が統合したもので、不況業種の救済など、国の政策目的に沿った貸し付けが業務の中心になります。1日は、宮崎市高千穂通りにある宮崎支店でも、発足式が行われ、来賓として出席した河野副知事らが、テープカットをして開設を祝いました。(日本政策金融公庫宮崎支店・金橋出支店長)「特に宮崎県においては、商工業者、農林水産業者との連携ができるように我々も努力して、積極的に融資等、対応していきたいと考えている」宮崎支店の営業は、当面、従来の店舗や、仮店舗などで続けられ、国民生活事業や中小企業事業など、全ての業務を統合した新しい店舗は、来年度、宮崎山形屋近くに、開設されることになっています。


5.宮崎市でサル出没住民の悩みは・・!?
 (10/02 06:08)

宮崎市の住宅街で、8月頃から野生の猿が出没し、農作物などに被害が出ています。しかし、愛きょうのある猿に、付近の住民は、違う悩みも抱えているようです。(猿を目撃した・日高秀己さん)「猫かと思った。最初、屋根の上に乗ってたから」午前9時すぎ、1日も、野生の猿が姿を現しました。宮崎市吉村町の日高秀己さんの自宅で、約20分間、車庫につるされたホースや車の上で遊んでいたと言います。(猿を目撃した・日高秀己さん)「けっこう楽しそうに屋根の上に乗ったりしてましたけど、警戒している様子はあんまりなく」猿が出没しているのは、宮崎市の住宅街。市街地とはいえ、実りの秋を迎えて、周りには、大好物のバナナや柿が、いっぱい…。住宅街から一歩入ると、猿の寝床に適したやぶも点在します。(長友記者リポート)「こちらが、けさ猿が目撃された現場なんですが、猿が食べた後なんでしょうか、こちらにはかじられたリンゴが残っています」猿が現れ始めたのは、今年8月頃で、とうもろこしや稲穂などが被害にあっています。(農作物が被害を受けた・中原武春さん)「小さくてかわいい猿ですね。(被害は)別に気にしちょりません。捕まえられるなら捕まえて、養ったらいいような猿ですよ。かわいい」近くには、小学校もあることから、地元の自治会では、宮崎市に猿の調査も依頼していますが・・。(西中自治会・戸高鉄也会長)「自治会としては、付近の住民の方の被害があれば、何らかの捕獲なり、何らかの対処は求めたいとは思いますけど、個人的にはまだ小さい猿ですしね・・」農作物など被害に悩まされながらも、愛きょうのある小さな猿を前にすると、少々のイタズラは、許してしまうという住民たち。猿とのニラメッコが続いています。


6.西都・市の福祉関係の資料などが流出
 (10/02 06:08)

西都市の行政資料が、インターネット上に流出しました。流出したのは、西都・児湯環境整備事務組合の職員給与の明細など、福祉関係の資料4点です。個人名は流出しませんでした。西都市によりますと、市の福祉事務所の40代の男性職員が、資料を持ち出して、自宅のパソコンで作業中、ファィル共有ソフト「ウィニー」を介して、インターネットの掲示板に情報が流出したということです。この男性職員は、市が義務付けている所属長の許可を得ずに、資料を持ち出しており、橋田和実市長は、「情報の取り扱いについて、指導を徹底したい」としています。


7.連座制訴訟・父親が証人として出廷
 (10/02 06:09)

県議選に絡む選挙違反事件で、川添博県議の連座制適用を求める裁判が、1日開かれ、川添県議の父で、元自民党県連会長の川添睦身氏が、証人として出廷しました。睦身氏は、県議選で、長男の博氏を当選させようと、有権者約50人に現金を渡したなどとして、懲役1年6か月、執行猶予5年の有罪判決が確定しています。福岡高裁宮崎支部で開かれた証人尋問で、睦身氏は、「息子の博県議に対し、親心として応援しようとは思ったが、二人三脚的な活動は一切していない」として、2人の意思疎通があったとする検察の主張を強く否定しました。次回の弁論は、10月21日に開かれ、川添博県議本人が、出廷することになっています。


8.テレビ受信者支援センター開設
 (10/02 06:09)

地上テレビ放送のデジタル放送への移行に向け、視聴者の相談を受け付ける支援センターが、全国11ヵ所に開設されました。支援センターでは、地上テレビ放送のデジタル化で混乱が生じないよう、訪問相談や説明会、受信調査などを実施し、地域や環境に応じたアドバイスを行ないます。また、全国共通のコールセンターも設置され、相談が受け付けられます。(相談電話)0570(07)0101※平日は午前9時から午後9時まで。土曜日曜祝日は、午前9時から午後6時まで。


9.振込め詐欺を防げ!延岡署対策本部設置
 (10/02 06:10)

全国で急増する振り込め詐欺を未然に防ごうと、1日、延岡警察署に、「総合対策本部」が設置されました。総合対策本部は、広報・啓発活動に当たる「未然防止班」や、「捜査・検挙対策班」などに分かれていて、1日、延岡警察署の玄関前に、対策本部の看板が設置されました。この後、1回目の対策会議が開かれ、横山登署長が、「被害を食い止めるため、組織をあげて、全力で取り組んで欲しい」とあいさつしました。県内で今年発生した振り込め詐欺の被害件数は、8月末現在で109件、被害額は、約1億3千万円に上っていて、既に、去年1年間の被害額を上回っています。警察庁は、10月を「振り込め詐欺撲滅強化月間」と位置づけていて、延岡警察署でも、市民への啓発活動に力を入れ、事件を未然に防ぎたいとしています。