「血液型何型?」日本ではよくある会話の一つですが、血液型で性格診断や占いをするのは、日本人と韓国人ぐらいだそうです。
私は英語で何と言うかよく分からないので、欧米人には聞いたことがありませんが、中国人には何度か聞いたことがあります。
最近でこそ、平然と答えてくれる人も増えましたが、数年前までは若い人達にでさえ怪訝な顔をされていました。
中国では若い人達の間では少しずつポピュラーになってきている(血液型というよりも占い全体がブームになっている感じ)ようです。
血液型と性格の関連性については、何ら科学的根拠は無いらしいのですが、生体の一部だと思うと、なんとなくもっともらしいので、私は星座などよりは信憑性があるのではないか、と思っています。
経営者の中には、面接のときに必ず血液型を聞くという人もいましたが、私の場合はそれを信じるというよりも、会話のネタにいいかな、と思っている程度ですが・・・。
一般的には、A型は几帳面、B型はマイペース、O型は八方美人、AB型は二重人格という風に言われていますが、私はなぜか、男女ともにB型の人間に惹かれることが多いのです。
以前中国人の方に、中国人の6割はB型だ・・・という話を聞いたことがあり、私が中国人と相性がいいのは血液型のせいだろうか、と思ったこともあったのですが、先日調べてみたら全く違ってました(笑)。
もっとも中国人の場合は、自分の血液型を知っている人は半分ぐらいで、血液型を調べないのか、重要でないということで親が教えていないのかは分かりませんが、自分の血液型を知らない人があまりにも多いことに当初は困惑したことを覚えています。
さて、世界各国と血液型との関係ですが・・・。
まずO型が多い国は、グァテマラやボリビアで90%以上がO型です。
ほかにメキシコ(84%)、ギニア(64%)などが多くなっています。
A型が多い国はノルウェー(49%)やスウェーデン(47%)などの北欧や、スイス(47%)カナダ(45%)などになっています。
B型が多い国は、モンゴル(34%)やアフガニスタン(36%)などですが、世界中で人口比40%以上を占めているところはありません。
AB型が最も多いのが韓国ですが、それでも11%とかなりマイナーです。
ちなみに、日本の血液型分布はO(31%)、A(38%)、B(22%)、AB(9%)で、A型が最も多いですが、世界的にみると比較的分散しています。
もっともOABの割合が平均的なのは、ロシア(中央)でO(32%)、A(28%)、B(31%)、米国は白人はO型が多いのですが、黒人は圧倒的にA型が多いそうです。
最後になりましたが、私は家族全員がO型だったので、生粋のO型でO型の性格診断を見ると納得できることが多いのが事実です(笑)。