山本化学工業が発表した「未来型超高速コンセプト水着」
北京五輪前の高速水着騒動に絡み、水の抵抗の少ない素材を提供して話題になった山本化学工業(大阪市)が1日、新水着素材を発表した。
新素材は3層構造。中間のチタン合金層で体温の放熱を従来より30%少なくし、筋肉の柔軟性を保つ。内面は水をほとんど吸わない生地で、水中でも重くならないという。
同社は、さらに水の抵抗を減らすなどした「未来型超高速」というコンセプト水着を披露。公開中の映画「アイアンマン」をイメージしている。特殊スーツ着用で強くなる主人公と同様に、水着でも超人になれるか。