三洋電機は30日、韓国の半導体工場を10月に解散すると発表した。閉鎖後はベトナムやフィリピンなどの工場に業務移管する。生産拠点の統廃合で製造コストを圧縮し、早期の黒字化を目指す。72年に設立された同工場は設備の老朽化に伴い、生産効率が悪化していた。全従業員の約300人が退職する。三洋の半導体事業は08年3月期に28億円の営業赤字を計上し、てこ入れが急務となっていた。
また、三洋電機は京セラに4月1日付で譲渡した携帯電話事業の対価が437億円で確定したと発表した。
毎日新聞 2008年10月1日 0時48分
10月1日 | 三洋電機:韓国の半導体工場を解散 |