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2008/10/01 16:55 KST
国軍の日、李大統領「先進精鋭軍に生まれ変わろう」


【ソウル1日聯合】李明博(イ・ミョンバク)大統領は1日、第60周年国軍の日を迎え記念式に出席し、「わが軍は先進精鋭強軍に生まれ変わらなければならない。先進精鋭強軍は強い軍隊、国民の軍隊で、世界の中で堂々たる軍隊」だと述べた。政府として、国のために犠牲になった人に対し責任を取るという原則を守ることも約束した。

 また、国民が安保観を新たにすべき時期だと指摘した。特に軍に対しては「透徹した国家観と安保観で再武装すると同時に、健康で肯定的な歴史観で祖国の発展に寄与すべき」と強調した。軍の士気と福祉は国防力と直結する重要な要素のため、国民と政府が細やかに配慮し職業軍人の待遇も改善するとの考えを明らかにした。兵役義務に関しても、意識向上や人権保障、兵営文化革新などの必要性を力説した。

 李大統領は、強い軍隊だけが国土を守り、戦争を抑制し平和を保障することができるとし、「韓国の安保を脅かすいかなる勢力に対しても断固対応する態勢を備えなければならない」と注文した。さらに、テロや人権侵害、自然災害など人類共同の脅威に対処できる能力と体制を備えた、国際貢献ができる軍になるべきだとしている。こうした安保環境の変化に合わせ、軍の先進化と変化が必要だと繰り返した。

祝辞を述べる李大統領=1日、ソウル(聯合)