2008年9月30日 20時55分更新
岡山県の先月15日現在のコメの作況指数は、夏場に日照に恵まれたことなどから「やや良」を示す「103」となり、平成14年以来6年ぶりに100を上回りました。
中国四国農政局は30日、今月15日現在の岡山県のコメの作況指数を発表しました。
それによりますと、県の南部では7月上旬以降気温の高い日が続き、日照時間も長かったことからもみの数がやや多くなり、作況指数は「やや良」を示す「103」となりました。
また県の中北部でも同じように天候に恵まれ、作況指数は「104」の「やや良」となっています。
この結果、県全体の作況指数は「やや良」の「103」となり、平成14年以来、6年ぶりに100を上回っています。
また水田10アールあたりのコメの予想収穫量は南部で548キロ、中北部で535キロとなり、いずれも例年より多くなっています。
ことしは全体に生育が早いことから、すでに収穫が終わっている水田の割合は例年より多いものの、まだ南部で9%、中北部で47%にとどまっていて、中国四国農政局では「台風の影響など、天候の推移に注意したい」としています。