2008年9月17日(水)
あらためて
改めてトリガーについて考えると、受動の妻と積極奇異の私の違いは、ウイング達が見つけたように、
本当に、「対人」の部分でしか違わない。
自閉症を「孤立」「受動」「積極奇異」と3つの「対人障害」と見破ったウイング達は本物の天才だ。
当初は、対人障害の他に、日常の行動についての「自発性」(トリガー)の差違について話す予定だったのだが、
明確かつ極端な違いは「対人障害」にしか見られず、違いはあくまで個別の事由だけで、
おおもと、根本は同じ事を、私たち二人はしている。
何処かに違い、差違を見つけだそうと思ったが、見つけだせると思ったが、
考えれば考えるほど違いが見つからなかった。
この絵を見て欲しい。
この絵は、みっけという写真の本を題材に妻が書いた絵だ。
題材は写真だから、この絵は絵なので、妻曰く「未完成」なんだそうだ。
妻が言う完成は、写真と全く同じ状態まで書き込むことらしいが、とうてい不可能なことなので、私がここで止めさせた。
今でも時々この絵を見ながら「まだ未完成なんだよね」と呟いている。
これ程の絵を描くから、「自閉症児エリー」のように、絵を描かせて金儲けでもしたいところだが、
なんたってそこは自閉症。私の整理熱と同じで、絵を描く「トリガー」が掛からないことには書き始めない。
大体絵の題材を「これを描けば?」「これはどぉ」と色々提案しても絶対「うん」と言わない。
才能よりも、問題は「自発性」なんだな。
「みっけ」はコレですね。
ttp://www.1101.com/ispy/
こういう本すごく好きです。
コメント