2008年9月23日(火)
治る途中
「あー、また膿んじゃった」妻が、ため息混じりに呟く。
「どーしたの?」「傷口がまた膿んじゃったの」
傷口が膿みやすい体質だというのが妻の持論だ。そこで私はじっくり観察することにした。
すると、傷口に絆創膏を貼っても、すぐ剥がして傷口を見る。見るだけじゃ飽きたらず触ってみるのだ。
「ダメだよ!傷口さわっちゃ。治るひまが無いじゃないか」何度も怒ったらようやく触るのを止めた。
触るのを止めたら、今度は放りっぱなし。「ダメだよ!こんなにガーゼがぐずぐずに濡れてるじゃん」
絆創膏を剥がさずにがまん出来たと思ったら、今度は蒸れようが、水に濡れようがお構いなしだ。
「傷口は乾かさなきゃ治んないんだよ」このやりとりは、5年以上続いた。
これを解消したのが、新方式のテフロン素材のキズバンだ。無色透明で、薄く、水を通さないが、空気は通す。
どうも、これは妻の心理にぴったり合うらしい。
こんな妻と生活していると、自閉症の謎の行動も分かる気がするんだ。
1.毒も健康食も同じ
妻は、私のメタボリックを心配し、徹底的な食事管理をしている。そこには使命の完遂に目的があり、
私が、泣こうが叫ぼうが、好きなモノが食べられずに発狂し、首を吊ったとしても、私の健康の為に管理を続ける。そんなところがあるんだ。
本当は、健康管理のために殺しちゃあ元も子も無いんだが、そんな事はお構いなしってところがある。
これが、健康食品じゃあなくて、毒だったらどうなるか。そこにいったん興味を持てば、何処までやれば人間が死ぬのかやってみたくなる。
これが、静岡の女子高生が母親に毒を喰わせてみた事件だ。
2.治る途中
傷口を何度も見てみたり、指で触ったりするのも、治る途中を見てみたいという衝動だ。
これが、治る途中じゃなくて、身体の中だったらどうなるか。
chromが体の中をどうしても見たくなって切ると言うのと同じだ。
1.も2.も未だ何の裏付けも無いし、決定打も無い。しかし私はそう感じるし、大体そう感じたことは、長い時間を掛けて追い続ければ、やがて裏付けが取れる。
まだ上手く説明できないけど、なにか共通のモノを感じるんだ。 休んでばかりでごめんね。
傷を何度も見るとか、触りたいという衝動は、私は保育園くらいからずっとあります。昔から傷に過剰に反応していたそうです。人のカサブタまではがして怒られていました。傷や治療方法への興味は尽きません。人や動物を傷つけると犯罪だけど、「自傷」という形があった。自分で自分を、なら罪にならない。自傷行為という枠は、便利です。
自傷については、自分のブログを見ればアスペルガーじゃなくて人格障害だろうと言ってくれる人がいるかもしれない、と思います。
私はchromになにも出来ないけど、まさしくクロムのブログはリアルだ。
アスペの人が居たら見るようにアスペの仲間に教えてやってくれ。
これが 現実だ。
今までブログに誰も来てないと思います。(多分。どこにカウンターがあるかわからない。)
変態性の暴露ですからマイナスのことが多すぎて、こんなのにアスペルガーと名乗られると、当事者は必死で否定したいんじゃないだろうかと思います。
触法性は低いって本に書いてあるからな、アスペルガーは。
批判される期待もあって続けています。
いま、ブログのほうにもコメント残してきました。
確かに、これが現実です。
うちの旦那はメタボになりそうな体型&食の好みなので、あんまりしょっぱくならない様に意識して作ってるんですが、めちゃくちゃ不評です。
こないだ「俺はお前より汗のかく仕事をしているんだから塩分必要なんだよ!」と怒られ、はたと気づきました。
汗をいっぱいかいたら水分だけでなく塩分も必要、と知識では知っていたのに、旦那の食事とつながっていませんでした。
まぁ、他にも知識と現実がつながってない事実に気づかされる事は多々あるのですが。
「こんな味の薄いのよく食べてるな」と言われてから「あー、言われてみれば味薄いねぇ」と思い返す。
偏食でも「全部食べましょう」と強制された学校給食を乗り切るために、少しでも自分の許容範囲の味が感じられればそれを頼りに我慢して食べる癖がついたみたいです。
そもそも、偏食の割りに味覚は鈍感らしく、大人になるまでりんごの味に良し悪しがある、という事に気づかなかったりもしましたから。
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