銚子市立総合病院が休止 医師不足と財政難理由に医師不足と財政難に苦しむ千葉県銚子市の市立総合病院は、30日を最後にすべての診療を休止した。地域医療の中核を担う病院が休止に追い込まれる例は珍しく、市は来年4月に公設民営での再開を目指しているが、引受先のめどは立っていないという。 岡野俊昭市長は「何とか存続できないかと腐心してきたが、つらい決断をしなければならなくなった。力至らず、深くおわび申し上げます」とのコメントを発表した。 精神神経科に通う約1000人の患者に対応するため、市は10月1日以降、病院施設の一部を利用した診療所を開設、千葉大から非常勤で医師の派遣を受けて診察を続ける。また、同病院が行ってきた平日夜間の小児救急も同様に、銚子市医師会の医師が当番制で担当する。
【共同通信】
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