「これからのお産のあり方を考える」―公開市民フォーラム開催
過酷な労働環境や訴訟リスクなどから産科医不足が深刻化する中、今後の産科医療の提供体制の在り方について考えようと、日本産科婦人科学会(吉村泰典理事長)は11月1日午後1時から4時まで、東京都千代田区の学術総合センターで公開市民フォーラム「これからのお産のあり方を考える」を開催する。参加費は無料。
【関連記事】
産科医の「過酷な勤務実態」が明らかに―月295時間在院
救急の現状は「300床クライシス」
「大野事件の検証を」産婦人科医らがシンポ
助産師の権限拡大どうなる!?(上)
助産師の権限拡大どうなる!?(下)
産科の医療提供体制の在り方について検討している同学会の「産婦人科医療提供体制検討委員会」(委員長=海野信也・北里大産科婦人科教授)では、4回目となる検討委員会を公開市民フォーラムとして開催する。これまでの議論を踏まえ、▽産科医療のパラダイムシフト(集約化・オープンシステム・助産師外来・院内助産など) ▽産科医療における地域連携 ▽喫緊課題―などについて、集中的に議論する。
出席予定者は、同検討委員会の委員のほか、▽厚生労働省雇用均等・児童家庭局担当者▽厚生労働科学研究「岡村班」の分担研究者・研究協力者▽同学会の地方部会、日本産婦人科医会における産婦人科医療提供体制検討担当者▽医局長など各大学の産婦人科教室の人事担当者―など。産科医療をめぐる問題に関心のある一般市民や報道関係者にも広く参加を呼び掛けている。
参加費は無料。電子メールかファクスで申し込む。電子メールはnissanfu@jsog.or.jp、ファクスは03(5842)5470。
詳しくは、同会のホームページで。
http://www.jsog.or.jp/news/html/announce_20080922.html
更新:2008/09/30 13:14 キャリアブレイン
新着記事
乳がん啓発イベントを開催―アストラゼネカ(2008/09/30 15:47)
「医療費の増加が国を滅ぼす?」市民の会が勉強会(2008/09/30 13:52)
「これからのお産のあり方を考える」―公開市民フォーラム開催(2008/09/30 13:14)
注目の情報
PR
過去の記事を検索
CBニュースからのお知らせ
CBニュースは会員サービスの“より一層の
充実”を図るため、掲載後一定期間経過した
記事の閲覧にログインが必要となりました。
今後ともCBニュースをご愛顧いただけますよう、
よろしくお願い申し上げます。
キャリアブレイン会員になると?
専任コンサルタントが転職活動を徹底サポート
医療機関からスカウトされる匿名メッセージ機能
独自記者の最新の医療ニュースが手に入る!
【第30回】伊関友伸(いせき・ともとし)さん(城西大経営学部准教授) 元埼玉県庁職員で、自治体病院に勤務した経験を持つ伊関友伸さんは、自治体病院の経営問題に関して積極的な発言を続けている。「夕張問題」では市総合病院の病院経営アドバイザーなども務めた。感情論ではなく、熱い情熱と冷静な目で原因を掘り下げ ...
島根県では現在、県内の医療機関で勤務する即戦力の医師を大々的に募集している。医師確保を担当する健康福祉部医療対策課医師確保対策室が重視しているのは、地域事情などに関してできるだけ詳しく情報提供すること。実際に生活することになる地域についてよく知ってもらった上で、長く勤務してもらうのが狙いだ。同室で ...
WEEKLY
医療紛争解決に医療メディエーターを
〜北里大学病院の取り組みから〜
医療者と患者の間にトラブルが起こった場合、解決に導く対話を「医療メディエーション」といいます。今回は「医療メディエーション」に組織的に取り組んでいる病院をご紹介します。