もうすぐ読み終えるんだけど…『白夜行』
もう読むのが勿体ないというか、怖いというか今の
読者としての気持ちはとっても複雑です
「手紙」から読み出して「変身」「レイクサイド」
ただいま4冊目。
うっちぃ〜から薦められるままに、そのまま
東野ワールドを漂ってます。
中で「レイクサイド」は、子供の中学受験を軸
にして、受験戦争の裏側からうまく男と女の関係
を緻密な計算の上に思いがけない結果でうまく
纏め上げたサスペンスだったし、これは実際に
ありそうで静かな恐怖でした。
他「手紙」「変身」を通して、私は東野さんの描く
『女性像』に興味を持ちましたね。「手紙」では
<白石由実子>、「変身」は<葉村恵>…でも
今回の「白夜行」に描かれる<唐沢雪穂>は、
これまで描かれてた女性像とは、少し味わいが
違うんですよね。運命に翻弄される弱さを感じる。
こんなにも小説にはまったことがなかった私
緻密な構図で、こんなにも長いストーリーを
読者の気持ちを逸らすことなくグイグイと最後
まで引っ張ってくれる、そんな彼の構想と文章力
に脱帽です…
今日中に読めるでしょうね。
次はやはりうっちぃ〜推薦の「分身」に行きます
さ、買い物に行ってこよっと…
ビヨンセのような実力のある若い女性ボーカルが
たくさん輩出されるアメリカ…
そしてホイットニーの輝かしい一ページにも