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ハッブル望遠鏡、重要機器が故障 シャトル計画変更

2008年9月30日11時25分

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写真地上500キロ以上の高空を飛ぶハッブル宇宙望遠鏡=97年撮影、NASA提供

 【ワシントン=勝田敏彦】米航空宇宙局(NASA)は29日、ハッブル宇宙望遠鏡が観測データを地上に送信するための重要機器が故障したと発表した。来月打ち上げ予定のスペースシャトル・アトランティスによる5回目の修理を延期し、この機器の交換を優先させる計画に変更する。準備のためアトランティスの打ち上げは早くても来年2月になる見通し。

 この機器は科学データフォーマッターと呼ばれるもので27日に故障した。予備系への切り替え作業が始まったが、予備系も故障すると、撮影した写真などすべての観測データの送信ができなくなる。NASAは地上の控え機器をアトランティスに載せて取り付けることを決めた。

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