「日教組はがん」橋下知事、一定の理解示す
大阪・橋下徹府知事は29日朝、中山成彬前国交相の「日教組はがん」などの発言について「本質をついている」と一定の理解を示した。
橋下知事は「(日教組を批判する発言は)本質ですよ。多くの先生は頑張っている。ごく一部、政治家から見ると、府民感覚とずれている教員の方がいるのは事実(ですから)」と一部で理解を示した。知事自身が、学力テストの結果の公開をめぐって大阪府教育委員会と激しく対立するさなかでもあり、発言が注目されていた。
また、橋下知事は「今は批判されていても、将来的に教育行政に一石を投じる可能性もある発言」などとしており、波紋が広がりそうだ。