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楳図さん紅白ネクタイで白黒つける…「まことちゃんハウス訴訟」初出廷

 漫画家・楳図かずおさん(72)の東京・武蔵野市内の自宅をめぐり、赤白横じまの外壁の撤去を周辺住民2人が求めた訴訟の証拠調べが29日、東京地裁で開かれ、楳図さん本人が初出廷し、原告の住民男性と直接対決。「赤白ストライプは私のトレードマーク」「新参者に対するいじめだ」と“まことちゃん節”を披露し、閉廷後は「作品とつながる」と法廷漫画の新作構想を明かした。

 問題となっている自宅の外壁と同じ、赤と白の横じまネクタイを締めて、生涯初の法廷に立った楳図さん。最初は血管の浮いた手をそわそわと動かし、法廷の天井をキョロキョロ見回すなど、落ち着きがなかったが、証言台に立つと楳図ワールドを全開させた。

 住民が騒“色”被害を訴えている外壁の色について「私のトレードマーク。赤は元気で生きてる印、白は無垢(むく)で何にもないという余白。ストライプ(ボーダー)はまとまって見せて、エネルギーを感じさせてくれる」。グワシポーズこそ自粛したが、天真爛漫(らんまん)に訴える姿は、代表作の主人公・まことちゃんそのものだ。

 原告の住民男性は、夫人がショックで3回失神し、精神科医に通っていると訴えた。「さらに不快なことが出た」と先週末ごろから、マッチョメマンを模したと見られる赤い塔の目(丸い窓)の部分から、電光が1秒おきに点滅し始めたことを明かし、「おぞましい」と非難。これについて楳図さんは、クリスマスのイルミネーションと変わらないと反論。「新参者の私に対するいじめのようだ」とした。

 楳図さんのテレビでの発言を引用して攻撃してくる原告側に対し「テレビではおもしろくしゃべらないといけないので」と自身がエンターテイナーであることを強調。出廷しなかったもう1人の原告住民の自宅が違法建築であることまでも指摘してみせた。

 初の法廷体験を終えた楳図さんは「緊張したが、言いたいことは言えた。作品とつながる意味でとてもいい勉強になりました。次回作につながる? そういうのも含めて」と話し、裁判漫画の構想を明かした。95年に完結した「14歳」以降、新作を発表していない楳図さんだけに、被告体験が、13年ぶりの執筆のきっかけになるかもしれない。


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