岡山放送局

2008年9月29日 20時17分更新

パラリンピックの成績を報告


岡山県から北京パラリンピックに出場した3人の選手が大会の成績を報告するため帰国後初めて県庁を訪れ、このうちベスト8まで進んだ車いすテニスの木村禎宏選手に活躍をたたえて県から「スポーツ特別顕彰」が贈られました。

29日午前、県庁を訪れたのは北京パラリンピック陸上の松永仁志選手と卓球の岡紀彦選手、それに車いすテニスの木村禎宏選手で、3人の選手はそれぞれ大会の成績を報告しました。

松永選手と岡選手は予選で敗退しましたが、木村選手はパラリンピック初出場でベスト8まで進みました。
木村選手には優秀な成績をおさめたとして県から「スポーツ特別顕彰」が贈られ、表彰状とトロフィーが手渡されました。

木村選手は「北京では1勝を目標にしていたので、ベスト8まで進むことができてとても嬉しいです。48歳と、年齢的に4年後のロンドンを目指すつもりはありませんが、自分なりに競技を楽しみたいです」と話していました。

一方、3大会連続出場を果たし、惜しくも予選で敗退した卓球の岡選手は「精一杯やったと自分に言い聞かせましたが、やっぱり悔しいです。今後のことはじっくり考えたいと思います」と話していました。