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最新ニュースインデックス

[2008年9月29日(月)の KCT TVニュースから]

岡田小学校 ピアノお帰りなさいコンサート(倉敷市)

地域住民の募金により55年ぶりに修理された倉敷市真備町、岡田小学校のグランドピアノのリニューアルを記念してきのう(28日)、コンサートが開かれました。
修理を終え、55年前の新品当時を思わせる美しい姿で岡田小学校に戻ってきたグランドピアノ。その音色を楽しむ記念コンサートは、およそ200人の地域住民が参加して開かれました。コンサートに先立って行われた式典では、除幕が行われピカピカに輝くグランドピアノが披露されたほか、倉敷市教育委員会から「岡田小のピアノを愛する会」へ感謝状が贈られました。リニューアルを記念した「おかえりなさいコンサート」は、東京音楽大学卒業後チェコの国立プラハ音楽院でピアニストとして腕を磨いている平成9年度卒業生の松尾奈津紀さんを迎え、ショパン、ドボルザーク、モーツァルトなどのピアノ曲を聴きました。続いては、KCTワイドのエンディングソングを演奏しているニーフのメンバーで平成8年度卒業生の古城洋次さんが出演し、ボーカルの小寺健太さんと一緒に「ララバイ」を演奏したほかピアノソロなどを披露しました。第二部では、ピアノ演奏マラソンと銘打ち地域の幼稚園児から小中学生、一般まで16組が順に得意曲を披露し、新しくなったグランドピアノの音色を楽しみました。

倉敷藤花戦挑戦者 高2の里見香奈女流初段に

女流将棋の公式タイトル戦「第16期大山名人杯倉敷藤花戦」の挑戦者決定戦が、きょう、(29日)東京の将棋会館で行われ、高校2年生の里見香奈女流初段が挑戦権を獲得しました。
挑戦者決定戦は、島根県出雲市の高校二年生里見香奈女流初段と甲斐智美女流二段との顔合わせで行われました。里見女流初段の先手で始まり、相振り飛車による攻防となりましたが、107手で里見女流初段が勝利し、初の挑戦権を獲得しました。これで、今年の倉敷藤花戦は、11期目の栄冠を目指す清水市代女流二冠と里見香奈女流初段との対局となりました。倉敷藤花戦の第一局は、11月6日に東京で行われ、第二局と三局は11月23日・24日に倉敷市芸文館で行われます。

高梁川新架橋 国への建設要望手続き進める(総社市)

総社市が建設を検討している高梁川新架橋について協議する市議会の全員協議会が開かれ、国への建設要望手続きを進めることに決まりました。
全員協議会には、24人の議員と片岡聡一市長など執行部が出席しました。高梁川新架橋の総事業費はおよそ61億円となっています。このうち交付税の18億円を含む26億円を合併特例債でまかなうため、実質的な総社市の負担額は9億2000万円となる見通しです。全員協議会はこれまで2回開かれ、一番の焦点になったのはこの財政問題でした。今回の全員協議会では、平成24年度までの普通会計の財政の見通しが発表され、協議の結果、橋の建設を継続した場合でも、他の事業、特に市民に身近な事業には影響を及ぼさないという財政の見通しが示されたとして、国への手続きを進めることが決まりました。総社市では今後、詳細な財政計画などの関係議案を上程し、市議会で審議していくことになります。

高梁川水系 取水制限を継続(倉敷市)

高梁川水系の10月からの取水制限の対応などを協議する渇水調整会議が開かれ、制限率を緩和しながらも取水制限を継続することが決まりました。
今日の会議には高梁川の水を利用する上水道や農業用水、工業用水の代表者およそ50人が出席しました。これまで、高梁川流域では第一次取水制限として上水道5%、工業用水10%、農業用水20%で渇水対策に取り組んできました。この間、まとまった雨を時々記録するものの、主な六つのダムの貯水量が大幅に回復するには至っていません。今日午前9時現在で六つのダムの貯水量は43・2%です。会議では10月から農業用水の取水量がこれまでのおよそ3分の1に減り、ダム貯水量の低下が緩和されることが予想されるため取水制限の制限率を緩和することにしました。制限率は上水道5%、工業用水5%、農業用水10%で、10月1日正午から実施されます。取水制限が引き続き行われるのはダムの貯水率が、長期的にみて安心できる状況にないためです。今後は、ダムの貯水率が50%を上回り、回復の見通しが立つ場合、もしくはさらに貯水率が低下して取水制限を強化する必要がある場合に会議を開くことにしています。

倉敷川で水辺のコンサート(倉敷市)

倉敷川の美化活動などに取り組む市民グループ「蔵おこし湧々」が企画した水辺のコンサートが、倉敷市の入船橋脇の親水公園で行われました。
このコンサートは倉敷川の水辺環境に関心を高めてもらうため初めて行われました。藤棚の下に作られた特設ステージでは、くらしき作陽大学出身のエレクトーン奏者内藤貴雄さんとソプラノ歌手の本村聡子さんが動揺や歌謡曲など11曲を演奏しました。また倉敷川をイメージして内藤さんが作曲した「思い出の倉敷川」も演奏されました。会場となった親水公園には市民およそ150人が集まり、秋の気配を感じながらエレクトーンの音色に耳を傾けたり一緒に歌ったりして水辺のコンサートを楽しんでいました。この水辺のコンサートの模様は10月の「発掘!エコライフ」でもくわしくお伝えします。
続いても演奏会の話題です。倉敷ケーブルテレビで放送している「くらしき百景」にピアノで曲をつけている倉敷市北畝在住のピアニスト田邊泰子さんがミニコンサートを開きました。倉敷市神田にあるカフェギャラリー竹にはおよそ30人が集まり、田邊さんのピアノに耳を澄ませました。田邊さんは「くらしき百景」を通して懐かしい風景や知らなかった風景に出会い心が癒やされたことから百の風景それぞれに曲を作ることを思い立ち、現在までに20曲を作曲しています。コンサートでは第80景に登場する「連島のレンコン畑」に合わせオリジナル曲「はすの花」を演奏しました。田邊さんは10月4日に開かれる倉敷市景観フォーラムでも生演奏を披露する予定です。また、この日は福島県出身のアーティストいしやとしこさんも登場し、癒やしの歌声を響かせ聴衆を魅了しました。

十月八日は「木の日」 ふれあい木材展(倉敷市)

木材の良さや人と環境に優しい木造住宅などについて知ってもらおうと岡山県木材組合連合会は、きょう(29日)からイオンモール倉敷でふれあい木材展を開いています。
岡山県木材組合連合会は、10月8日の「木の日」にちなんで毎年、秋に木材の良さをPRするイベント「ふれあい木材展」を開催しています。今年は、イオンモール倉敷一階セントラルコートを会場に木材、木工関連の12社が参加し、それぞれの自社製品を展示しました。製品は、スギやヒノキを中心にケヤキ、マツ、ヒバ、クリなどの木材を加工した机や椅子、ベンチ花台といった家具や小物をはじめ、まな板やおひつ、すのこなどの日用品、木馬やパズルなどの遊具とさまざまです。中には、加工していない無垢材などもあり、訪れた人たちは、木目の美しさや肌触りなどを確かめながら製品を吟味していました。地球温暖化の原因とされる二酸化炭素を大気中から吸収し、蓄えてくれる森林から得られる木材は、人と環境に優しい資源として期待されています。会場では、木材の良さを紹介したパネル展示や木造住宅の建築やリホーム相談コーナーも設けられています。岡山県木材組合連合会のふれあい木材展は10月1日までイオンモール倉敷で開かれています。

(最終更新 09/29-18:53)

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