【2008年09月30日06時08分 更新】


1.台風15号で、日南の小中学校臨時休校
 (09/30 06:07)

今回の台風15号は、約10日前に県内に近づいた台風13号と、同じようなコースや勢力で近づきそうです。また、前線が九州付近に停滞しているのも、13号の時と同じような状況で、今回も大雨に警戒が必要です。台風15号は、29日午後3時現在、台湾の北の海上にあって、北へ時速15キロで進んでいます。台湾に上陸したため、28日よりは勢力が弱まり、中心気圧は985ヘクトパスカルで、風速25m以上の暴風域もなくなりました。今後、次第に東よりに向きを変えて、この勢力を保ったまま、10月1日の日中にかけて九州南部に近づきそうです。なお、台風15号の接近に伴い、日南市教育委員会は、10月1日、市内の全ての小中学校を臨時休校とすることを決めています。


2.台風13号の被害まとまる・26日現在
 (09/30 06:04)

今シーズン初めて県内を襲った台風13号による被害は、道路や農作物を中心に、金額にして、約42億円にのぼったことが分かりました。これは、29日開かれた、県議会の総務政策常任委員会などで明らかとなったものです。県によりますと、9月県内を直撃した台風13号の被害額は、9月26日現在で、41億7800万円となっています。このうち、土木関係では、国道220号線の土砂崩れなど、県内249か所で20億2400万円、そして、普通期水稲など、農業関係の被害が、8億200万円となっています。このほか、住宅関係では、日南市と日向市で2棟が全壊、浸水被害は、9市町で、床上と床下を合わせ、492棟となっています。


3.中山前国交相 問題発言、辞任の波紋
 (09/30 06:04)

一連の問題発言の責任を取り、28日、国土交通大臣を辞任した、宮崎1区選出の中山成彬衆議院議員は、29日も、日教組批判など、強気の発言を繰り返しました。しかし、その一方で、自民党関係者の間では、選挙への影響を懸念する声が上がるなど、波紋が広がっています。(中山成彬前国交相)「ごく一部の過激な人たちがいて、影響力を持ってやっている。そこの一部の人たちが問題では。日教組も解体して排除したいという思いで申し上げた」29日朝、TBSの情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」に生出演した、中山前国土交通大臣。成田空港拡張への反対を「ごね得」と表現するなど、一連の問題発言や、大臣を辞任したことについて、「申し訳ない」と陳謝しました。しかし、その一方で、日教組を批判する持論を展開。「政治生命をかけてでも、国民に訴えていかなければいけない責任がある」と、強調しました。(中山成彬前国交相)「言葉には気をつけなければいけないが、あまり言葉狩りばかりしていると、政治が活性化しませんよ」強気の姿勢を崩さず、発言の真意に理解を求める中山氏に対し、地元宮崎の有権者はー(県民は)「今まで思ってたことを一気にしゃべられたと思うんですけど、やっぱり立場が立場だからちょっと考えて欲しかった」「立場上言ってはいけないことだったかもしれないけど、本当のことを言ってたかもしれない」「ちょっとやっぱりひどすぎます。期待してただけにとても残念です」(麻生首相は、所信表明の冒頭で陳謝)「中山前大臣の一連の発言は、閣僚としてまことに不適切であり、関係者の方々、国民の皆様に深くお詫び申し上げます」発足したばかりの麻生政権に、打撃を与えた中山氏の辞任劇。県内選出の他の自民党議員も、戸惑いを隠せません。(宮崎3区・古川禎久衆院議員)「東九州道をはじめ、いくつか郷土の懸案ありましたよね。期待していたので残念ですね」(宮崎2区・江藤拓衆院議員)「私の選挙にも、古川衆院議員の選挙にも少なからず影響は出るでしょうね。それは宮崎に限らず、日本全国の選挙区にあるでしょう」問題発言と、わずか5日での大臣辞任。中山氏の言動が、県内の選挙情勢に、どのような影響を与えるのか、注目されます。


4.しゃべり場せんきょin宮崎
 (09/30 06:04)

総選挙に向けた動きも、慌しくなってきましたが、選挙を巡っては、若者たちの選挙離れが深刻な課題となっています。こうした中、政治や選挙について学ぼうと、このほど、若者たちがマニフェスト作りに挑戦しました。これは、県選挙管理委員会などが開いたもので、会社員や学生など、県内の若者、約40人が参加。30代で知事選に立候補したとの想定で、マニフェスト作りに取り組みました。マニフェストとは、具体的な数値目標などを盛り込んだ公約のことです。参加者たちは、グループにわかれて、候補者のプロフィールや具体的な政策、そして、そのPR方法などを考えました。(横山リポート)「こちらでは、マニフェスト作りに向けて、県の様々な問題点を挙げているところなんですが、いろいろ問題が上げられているようです」今、県の重要課題は何なのか、参加者の目線で、様々な意見が出されました。(参加者は)「もう少し医者の数を増やしてもらわないと、今後患者や高齢者の利用が多くなってくるから。」そして、約2時間の議論を経て、完成したマニフェストが発表されました。「特に山間部で現在も休耕地になっている農地とかが結構多くあるということなので、その農地を有効に新しく農業を始めたい型に斡旋するとか。」発表されたマニフェストには、雇用の場を作るために、企業誘致に力を入れる政策が盛り込まれたり、PR方法として、インターネットや携帯電話を活用するなど、若者らしい意見を取り入れたものが相次ぎました。(参加者は)「自分の持ってる一票の重さがわかった気がします。」「イメージで何となく投票を今までしてたが、もう少ししっかりと意見を見てから選挙に行こうと思った。」(県総務部市町村課・岩村治選挙担当リーダー)「政治参加する一番のチャンスは選挙・投票と思うので、ぜひ若い方々の意見を政治に届けるという意味で、選挙に行って頂きたいと思っている。」初めて臨んだマニフェスト作り。参加者たちは、この日、政治に対して、自分たちの意見を届けることの大切さを改めて感じていました。


5.県北各建設業者と国土交通省が意見交換
 (09/30 06:04)

公共工事を巡る動きです。公共工事を円滑に進めようと、延岡河川国道事務所と、県北地区の建設業者との意見交換会が開かれました。この意見交換会は、延岡河川国道事務所が、去年から実施しているもので、延岡と日向、それに高千穂の、各地区の建設業協会に加盟する経営者約30人が参加しました。29日は、まず、延岡河川国道事務所の東均所長が、公共工事の入札に応募が少ない点に触れ、発注方法を改善すべきかどうか、経営者側に質問しました。これに対し、経営者側からは、「人件費などにコストがかかり、利益が少ないほか、事故のリスクも伴う」など、受注できる状況にないといった意見も出されていました。(延岡河川国道事務所・東均所長)「全般的に業界からの意見が少ないという印象は受けている。業界の方の率直な意見を、我々管理職にぶつけていただきたいというのが本音」入札制度改革などのの影響で、建設業者が厳しい経営環境におかれる中、延岡河川国道事務所では、意見交換などを通して、業者の健全育成をめざしたいとしています。


6.「災害時に仮設トイレを提供」調印式
 (09/30 06:03)

大規模災害が発生した際、避難所などに、仮設トイレを提供しようと、延岡市と事業所の間で協定が結ばれました。協定を結んだのは、延岡市に本社や営業所を置く建設用機器のレンタル会社や、環境整備事業者など4社です。協定書によりますと、大規模災害が発生した際は、市からの要請を受け、避難所などに、優先的に、仮設トイレや照明・空調機などが提供されるということです。こうした協定を市独自で結ぶのは、県内では延岡市が初めてです。


7.小林高校駅伝部に反射材を贈呈
 (09/30 06:04)

夕方から夜間にかけて、一般道で走ることの多い小林高校駅伝部に、反射材の付いたタスキが贈られました。29日は、小林高校で贈呈式が行なわれ、小林交通安全協会の溝口誠二会長から、男女のキャプテンにタスキが手渡されました。これに対し、男子駅伝部の野脇キャプテンは、「交通安全を守って、競技力を高め、冬の高校駅伝では、上位で入賞したい」とお礼の言葉を述べていました。


8.サッカー日本代表に興梠選手が初選出
 (09/30 06:05)

10月、ワールドカップのアジア最終予選に臨むサッカー日本代表に、宮崎市出身の興梠慎三選手が、初めて選ばれました。サッカー日本代表に初めて選ばれたのは、宮崎市出身で、現在、鹿島アントラーズで活躍する、興梠慎三選手22歳です。興梠選手ら日本代表26人は、10月9日、新潟で行なわれるキリンチャレンジカップで、アラブ首長国連邦と、また、10月15日に埼玉で行なわれる、ワールドカップ・南アフリカ大会のアジア最終予選で、ウズベキスタンと対戦します。


9.オータムジャンボ宝くじ発売
 (09/30 06:05)

オータムジャンボ宝くじの発売が、29日、全国一斉に始まりました。1等・前後賞合わせて、2億円が当たるオータムジャンボ宝くじ、今年は、2等1千万円と3等100万円の本数が、去年の5倍に増えているのが特徴です。宝くじは、29日、全国一斉に発売され、このうち、宮崎市の宮崎山形屋前チャンスセンターには、午前中から、多くの人が億万長者を夢見て、次々と買い求めていました。(宝くじを買った人は)「もし当たったら、この年まで育んでもらった御礼に社会奉仕したい」「宮崎に来た記念に買って帰ります。(当たったら)まあ別荘でも買いますか」オータムジャンボ宝くじは、10月17日まで販売され、22日に抽選が行われます。


9.大淀川自然体験サポーター研修会
 (09/30 06:05)

子供たちに大淀川の魅力を教える、自然体験サポーターの研修会が、29日、都城市でありました。この研修会は、NPO法人「大淀川流域ネットワーク」が毎年開いているもので、29日は、都城市や三股町から約10人が参加しました。研修会では、自然体験学習の進め方や、安全対策などについて説明があった後、簡易キットを使った水質検査の方法を学びました。大淀川流域3市4町には、大淀川の魅力を紹介する自然体験指導員と自然体験サポーターが、合わせて110人程いますが、イベントに参加できる人が限られているため、数は不足しているということです。大淀川流域ネットワークでは、「今後も研修会を開いてサポーターを増やしていきたい」としています。