大阪拘置所(大阪市都島区)は27日、収容中の男性被告が拘置所内で自殺を図り、病院で死亡したと発表した。関係者によると、被告は49歳で、デートクラブから派遣された女性を殺害した罪などで起訴されていた。
拘置所によると、20日午前8時半ごろ、1人用の居室の窓枠にタオルとランニングシャツを結んでひも状にしたものを引っかけて首をつっている被告を巡回中の刑務官が発見。意識不明の状態で、病院に運んだが27日朝に死亡した。拘置所の明石雅己調査官は「管理に落ち度はなかった。被告人の身元や罪名はプライバシー保護の観点から明かせない」と話した。
関係者によると、被告は昨年12月、大阪府茨木市で女性用下着を民家の庭などに投げ捨てたとして府警に廃棄物処理法違反容疑で逮捕された。その後、下着に付着した体液などから採取されたDNA型が、94年1月に大阪・梅田のホテルでデートクラブの女性(当時26)が殺害された現場の遺留物と一致したとして、公訴時効(当時15年)の約1年前に強盗殺人容疑で再逮捕された。今年1月に殺人罪などで起訴され、公判前整理手続き中だった。