J's GOAL
2008年9月29日(月)
【J2:第38節 仙台 vs 水戸】試合終了後の各選手コメント(仙台の選手コメントを追加) [ J's GOAL ]

9月28日(日) 2008 J2リーグ戦 第38節
仙台 2 - 3 水戸 (13:04/ユアスタ/13,638人)
得点者:42' 梁勇基(仙台)、44' 赤星貴文(水戸)、71' 荒田智之(水戸)、80' ナジソン(仙台)、89' 荒田智之(水戸)
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●岡山一成選手(仙台):

「もう、仙台に関わるすべての人に、申し訳ないという言葉を言いたいですね」

Q:水戸との試合は今季、すべて店の取り合いになりましたが、この試合に入る前、どういうことを考えて臨みましたか?
「点の取り合い以前に、自分たちのサッカーをしようという話で、しっかり守ってと言うことができなかったのは、ディフェンス陣である僕たちの責任だなと思っています」

Q:前半の入り方については?
「前半だけじゃなく、1試合通じて自分たちのサッカーができなかったので」

Q:試合後のサポーターのコールを受けて思うことは?
「本当にあのサポーターのコールで、僕たちはまた戦えるなと思いました。僕の個人的な意見なのですが、失点につながった僕のミスを、あのサポーターが『もう一回顔を(上に)向いて行け』と言ってくれたのだと思います」

Q:残り7試合に向けては?
「7試合、いろいろなことがあっても、このサポーターと一緒に戦っていきたいと思います」

●木谷公亮選手(仙台):

Q:連勝が途切れたことについて。
「とにかく、次に切り替えることが、今は一番大事だと思っています。
 いい形で、いい時間帯に先制点が取れたのですが、前半、いらない失点で追いつかれてしまって。それが後に影響したと思います。その後も粘り強く戦っていましたが、やっぱり後ろが崩れると、こういう展開になってしまうのかなと思います」

Q:水戸には今季、大量失点が続いていましたが、その要因は?
「水戸だからどうとかということは無いと思います。やっぱり、僕の不注意、集中力とか判断力とかもありますし。しっかりと修正して、次の試合に向かっていきたいと思います」

Q:昇格に向けて残り7試合、今の気持ちは?
「まだ全然狙える位置ですので、とにかく今日のプレーを反省し、次に引きずらないようにしっかり切り替えて、また練習していきたいです」

●梁勇基選手(仙台):

「負けたので悔しいですし、今日に関しては相手の方が動きが良かったと思います。結果は結果で、しっかり受け止めたいと思います」

Q:チーム全体の動きに関して、梁選手はどのように思いましたか?
「いい時の自分たちと比べると良くなかったというのは感じているし、ボールを動かすという意味でも、一人一人の動きがちょっとずつ遅れて、いい時のようには回せませんでした。だから前半から、あまりいいリズムは生まれなかったので、苦しかった部分はありましたね」

Q:自身としては3試合連続ゴールを決めた後、すぐに追いつかれてしまいましたが、そのあたりの状況は?
「悪い中でも先制できたんですけど、前半の最後でああやって追いつかれてしまうのは、自分たちが隙を見せた結果だと思います。あそこは一瞬、チームとして集中が途切れたのかなと思います」

Q:残り7戦、昇格争いに向けて一言。
「次の試合まで、明日オフを挟んで準備する時間があります。特に今日出た反省点を、監督やチームメイトと話し合いながら、同じミスを繰り返さないようにやりたいと思うし、次は勝たないといけないので、勝点3を取れるように、チームとしてまとまってやりたいです」


●赤星貴文選手(水戸):

Q:1点目の場面を振り返ってもらえますか?
「僕もあんまり覚えてないんですけど…右SBのカズさん(鈴木和裕)からアーリー気味にクロスが上がって、相手のディフェンスがクリアせずにボールを流したので、それを自分がそのまま(左の)サイドで拾って。あまり角度は無かったんですけど、もうシュートを打つしかないと思ったので打ったら、結果的に入りました。
 たぶん相手のCBは、自分のことを全然見ていなかったですね。もちろんCBじゃなくて、SBの人もいたんですけど、その人もまさか流すとは思っていなかったと思うし、それに足も止まっていたので。
 僕も、その前から結構、クリアしづらいボールが入り続けていたし、西くん(西野)も結構ボールに行っていたら、ここもきっと流すだろうと思っていたので、追ったら結果的に、うまくボールが自分の前に転がってきました」

Q:サイドで丹念にゲームを組み立てていた序盤と違い、ロングボールが増えている最近の流れの中で、しかしサイドハーフとして、中に絞ってボールに絡むなど、対応はできている感じですか?
「そうですね。今日僕は左サイドで出させてもらいましたけど、ボールもよく触れたし。いいプレーも悪いプレーもありましたけど、連続したプレーというか、ミスを恐れずにみんなでつなぎ、ミスが起こってもみんなで切り替えてやろうという話はしていたので。結果的にそれがうまくいったんじゃないかと思います」

Q:これまで仙台戦の3試合ですべて3点取ってきた中で、今日初めて勝利で終えられることができたことについては?
「本当に仙台にはずっと勝ってなかったというのも聞いていましたし、僕自身今年チームに加入して、ある意味力になるために来たという思いがありました。今年5年ぶりの3連勝もできましたし、こうやって仙台にも勝つことに貢献できたので、それは自分としても、チームとしても、すごく大きいものなんじゃないかと思います」

●本間幸司選手(水戸):
Q:本間選手個人としても、2000年に水戸に加入してから、仙台相手の初めての勝利になりましたが?
「そうですねぇ。待ちに待ったこの日が。いつも絶対にかってやろうとは思っているんですけどね。
 今年は相性というか、仙台とは3戦やって全部3得点していたので、相性はいいなと思っていました。だから点さえ取られなければとは思っていたんですけど…今日は普通の1勝じゃないですね」

Q:荒田選手の勝ち越し弾を最後尾から見ていて、どのような気持ちになりましたか?
「いやぁもう、とりあえずうれしかったんですけど、でもそれよりも、まだ時間がちょっとあったので、絶対に点を取られないよう、もう一度チームを引き締めることを考えましたね」

Q:このクラブで最も在籍が長い本間選手ですから、他の選手以上に、この1勝の重みを実感していると思いますが?
「そうですね。僕とサポーターは一緒の気持ちだと思うし。サポーターのみんなとこの勝利を分かち合いたいですね」

●荒田智之選手(水戸):

Q:仙台戦初勝利となったこの90分を振り返って。
「前半あんまり仕事できなかったのですが、まだクラブとして仙台には勝てていなかったということだったので、勝ててよかったです。うちは最初の15分はシンプルにやろうということでゲームに入るので、はじめはそれがちょっと多くなっちゃいましたけど、2トップの関係はいい感じでした」

Q:仙台が前がかりになり、2枚のCBのみが残るような後半の状況となると、自身もプレースタイルを活かせるところが増えたと思いますが?
「そうですね。相手のDFは前に強いということなんですけど、裏で仕事ができたのはよかったです」

Q:ゴールシーンをそれぞれ振り返って。
「1点目は、ビジュがしっかり見てくれていて、そこからいいボールが来たので、あとはしっかりと仕事をするだけでした。2点目は、岡山さんの足が結構きていて『狙え』ということを言われていたので、それで裏を取ることができましたね」

以上