前の記事に,たくさんコメントをいただきました。
ありがとうございます。よく似たことを感じていらっしゃる方もたぶん多いと思いますし,この傾向は今後もまだまだ強くなると思いますから,悩みはつきないと思います。
昔と比べても仕方のない話ですけど,
10年ほど前の子どもたちと比べると,3〜4年は幼い(特に男子)。
その結果,昔と同じ指導では回りきらない部分が出てきています。
中3で,おそらく小学校高学年から中学校に入り立てぐらいかなあ。
そう思うと「小学校の先生は大変だったんだろうな」と変な納得の仕方をしてしまう日常です。
それでも卒業の時に,できれば昔と同じレベルまで持ってあがろうとする所にストレスがあり,疲れたり,怒ったり,あきらめたり,また起き上がったりということが出てきます。
なかなかこんな私的な場所(発信しているのだから公的な場所だというご意見もありますが)でまで,褒める元気が残っていない(笑)
子どもたちの名誉のために言っておきますが,まあ,私がいなくても,なんとかクラスが回るくらいのシステムは4月に作り上げるので,
1ヶ月ぐらいいなくても,なんとかなるとは思います。
ただし,昔とは比べものにならないくらいレベルでさぼるヤツがいますし,それに対して自分の仕事以外でも気を利かして働いてくれる人,「先生の分まで私ががんばる」なんて涙が出そうなことを言ってくれる殊勝な子は悲しいくらい少なくなっています。
ちょっと前なら,1週間ぐらいなら私がいない方がクラスがしっかりするんじゃないかってことがありましたから。
それは,ある意味,仕方がないと思っています。
誰も小さいときから,そんな自分だけ損するようなこと,教えてきませんものね。
それでも,1年かけて仕込めば,少しはそんな子もでてくるのです。効果は次の年になりますが。(間に合わないよ)
ま,それにしても,ちょっとだけ自慢をしますと,
お客様がいらっしゃっても,よく仕込まれた生徒さんだと言ってもらえますし,
ちょっと荒れた地域から転校生が二人来たのですが,そろってびっくりしていました。「信じられない!」
別に当たり前のことなんですけど。
となりの学校はちょっと荒れていますが,そんな所につるみに行くおバカはいませんし,
不登校の子にはメールや電話で呼びかけて,一緒においでと誘ってくれます。
茶髪にピアスだからって迎合も拒否もせず,クラスの仲間として受け入れ,
誰かが怒られれば口添えの一つもしにくる,
学園ドラマか?って子どもたちです。
じゃなかったら,こんなところで平和にブログの更新なんかしてられません生徒のみなさん,ありがとう。(^∧^)
それでも,欲ってでてくるもので,
やんちゃまくだけのエネルギーが足りない
もっと自主的に教師を超えて,自分たちで考えて動いてほしい
昔より個人的なレベルではジコチューが増えていて,人が見ていなければさぼる,油断すれば弱い者をいじめる,1対1でのコミュニケーションはとれるけど,全体への伝達が聞けない。
宿題は残してマンツーでさせるまでできない子が何人もいる(これは問題が別だと思うのですが,エネルギーがいることに関してはかなりです)
教師から言い出すまで都合の悪いことは忘れたふりをするヤツが多い(笑)
(小口の集金も油断するとすぐ踏み倒そうとします)
などなど,もっとよくなればいいなと思うことが次々でてくるわけで,
これがまた,どれも手強い!
そんなわけでついつい文句もでてくるわけで,
一緒に愚痴と問題で盛り上がるのは,
「じゃ,また明日から頑張ろ!!」ってことになりますが
額面通り受け取られて,「これだから教師は・・・・」ってご心配には及ばないと思っています。
それで投げ出したりしているわけではありませんし,ここでブツクサ言ってるときには一人二人血祭りにあげて,(また物騒な・・・・でも,中学生レベルって泣くまで怒るのも効果があるのです)解決していることが多いです。
たまにはクラス中落雷でひっくり返って一人二人感電していることもありますし,
親にも先手を打って,家で血の雨が降ることもあります。
「どうぞやってください」の許可を得て,学校で処刑することもあります。
中学校ってそういう意味ではエキサイティング。
刺激のほしい人にはうってつけかもしれません(爆)
誤解をうけるので,業界用語の説明
血祭り=みんなの前でぼろカスに叱る
(誰にでもできるわけではありません。次の日から学校に出てこなくなると困ります。凹みにくい,いいヤツを訓練してここまで仕上げます。その子はたぶん,将来叱られ上手になりますし,打たれ強くなります。見ている方にも教育的効果抜群です。)
血の雨=学校では単に説教ですが,家庭では何が起こるかわかりません。親に叱られる方が手荒い場合も多々あります。
処刑=職員室で説教すること。たいていの場合,周りの先生も加勢して,いろんな先生から次々に怒られたり諭されたりすることになります。生徒は心細いと思いますが,たまにはいい薬です。
おばちゃんのところへ来てくださって,どうもありがとうございます。
もう一押ししていただけると,もっと嬉しいです。。。。
ありがとうございました