■経歴
1959年 |
大阪生まれ |
1982年 |
東京大学工学部産業機械工学科卒業 |
1984年 |
東京大学大学院工学系研究科修士課程修了 |
1984年 |
General Electric 原子力発電部門入社 |
1992年 |
Stanford University 機械工学・情報工学博士号取得 |
1992年 |
Ricoh Corp. Software Research Center, Division Manager |
2000年 |
SYDROSE LP 設立、General Partner 就任 (現職) |
2002年 |
特定非営利活動法人 失敗学会 副会長 |
【所属学会】
日本機械学会
American Society of Mechanical Engineers
■専門分野
・情報工学
データベースを利用したシステム
失敗しないためのユーザインターフェース
・機械工学
設計論
生産性設計
安全工学
・失敗学
さまざまな失敗の原因を徹底的に究明し、
失敗の分析・分類をおこない、失敗知識を有効に活用する学問
■主な講演テーマ
「ダメ失敗を撲滅する」
失敗には、次世代の発展の布石となる重要な失敗もあれば、同じ愚を繰り返すダメな失敗もあります。
発展のための失敗はなくすべきではありませんが、ダメ失敗はなくす努力を続けなければなりません。
私たちは、事故や失敗が露呈したとき、とかく責任者の追及に気を取られてしまいますが、
同じ失敗を繰り返さないような仕組みを考えることが重要です。
以後気をつけますとか、管理を強化しますといった精神論に頼っては何も解決できません。
ダメ失敗撲滅の仕組みを作って、初めて社会が成長するのです。
「失敗知識の活用 〜失敗学から学ぶ成功への法則〜」
「失敗を活かすモノづくり」
「知をもってポカを制す・伝わらない知識を実践する知恵」
「失敗をゼロにするのウソ」
「ソフト製品の品質管理と失敗学」
■実績
【主な発表】(一部抜粋)
・「ライフログのための生体センサ」, 飯野謙次, スコツニオヴスキー由美,
人と機械のライフログコンテンツ研究委員会報告書, 日本ロボット学会, 2007
・「組織構成員の失敗予知能力を高めるためのソフトウェアの開発」, 中尾政之, 飯野謙次,
社会技術研究論文集 Vol.4,58-65, 社会技術研究会, 2006
・「ユングの性格論を利用したチーム形成」, 飯野謙次, Douglass J. Wilde,
機械の研究, 第59巻, 第1号, pp.155-162, 養賢堂, 2007
・「Axiomatic Design Based Analysis of Articles on Unmarketable Commdities」,
M.Nakao, T.Ooi, K.Tsuchiya, K.Iino, T.Ohhashi, M.Terabe, N.Yabuta, Proceedings of ICAD2006, June 2006
・「コンピュータを用いた失敗知識のマネジメント」, 飯野謙次, 日本機械学会誌, Vol.106, No.1016, pp.537-540, 2003年7月
・講演 「失敗知識を活かす環境作り」 ITC Conference 2003,東京国際フォーラム, 2003年8月30日
・「失敗知識データベース構築の試み」, 畑村・中尾・飯野, 情報処理Vol.44 No.7(2003)
■講演料金目安
要相談
■主な著書
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