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USNews Intelがバージニア州に大規模なインターネット・データ・センタを開設

2000年4月5日
 米Intelの子会社Intel Online Servicesが米国時間4月4日,バージニア州Chantillyに大規模なインターネット・データ・センタを開設したことを明らかにした。最大1万台のサーバを設置できる。250人ほどの社員を雇用する予定。総費用は最大1億3000万ドル。1999年9月に開設計画の発表を行っている。同社はすでに米国のサンタクララとフォルサムに最初の施設を設置しているがそれに次ぐもの。

 場所やネットワーク接続を提供する基本的なホスティングだけでなく,Intel Online Services社が注力する次世代ホスティングまで視野に入れる。次世代ホスティングでは,サーバ,OS,基本的アプリケーションも提供する。それに関する標準仕様,ハードウエア,ソフトウエアの統合,評価,管理はIntel Online Services社が行う。これにより顧客のコスト削減を実現する。

 Intel Online Services社は2000年終わりまでに,10以上のインターネット・データ・センタを所有する計画である。バージニア州以外の大規模なインターネット・データ・センタとしては,1999年9月に開設したカリフォルニア州Santa Claraの施設がある。英国,日本,韓国の三つの施設は,2000年前半に運営を開始する予定。

 日本での開設に当たっては,NECの協力を得る。同時にNECは,Intel社が運営するオンライン・サービスの日本における最初の顧客になる。両社は,共同で安価なインターネット端末の開発も手掛ける。センターの設立資金は,Intel社が全額を投じる。運営もIntel社が担う。詳細は「Intelが日米でオンライン・サービス・センター発表,日本ではNECと提携 」を参照されたい。

 Intel社では2001年末まで,約10億ドルをIntel Online Services社に投資する。主としてデータ・センタの建設と装備に向ける。

  • www.intel.comに掲載の発表資料


    ◎USニュースフラッシュは,海外で発表されたニュース・リリースの抜粋を速報体制で制作しています。あくまで抜粋ですので,内容などにつきましては必ず文末にある「発表資料」へのリンクでご確認下さい。

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