iLingo Cantonese
iLingo CantoneseというiPhone版英広会話帳を試してみた。
旅行用の会話を中心にして500前後の会話が収録されており、レストランやホテルなどの場面に応じて会話を絞っていくと、英語の会話文の下にピンインで広東語が表示され、その下に普通語が漢字で表示されている。そして広東語と普通語をタップすると、女性の声で会話文を読み上げてくれる。
レストランやホテルでさっとiPhoneを取り出して、iPhoneに会話 をさせるというのは何だか楽しそうなのだが、実用にはいくつかの問題点がありそうだ。
最大のポイントは、用例が少ないこと。私が一番使う『トイレはどこですか?』がない。そして『メニューを見せてください』、『予算は○○です』もないので、レストランでいったいどれだけ使えるのか。
次に用例の単語の差しかえができないこと。例えば、「近くにイタリアンレストランはありますか」という 例文があったとしたら、イタリアンを広東料理や北京料理に置き換えることができれば、例文の数は倍以上に増えるだろう。
1,200円という低価格のアプリケーションに文句ばかり言ってもせんないことだが、あと少しで実用できるものになりそうなので、バージョンアップに期待を込めておこうと思う。
iLingo http://talkingpanda.com/
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