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村井仁知事、県立病院の経営に弾力性
−−建設事務所の再編案で数の上で事務所が1所増えるが
「今までのいきさつもあり、スパっとはいかない。10広域に1つずつという方向へできるだけ近づけていくことは心掛けるべきだが、大事なことは、するべき仕事をきちんとできる態勢は維持しながら、という前提だと思う。減らすことに意味があるわけではない。ただ、できるだけそういう方向を心掛けていきたい」
−−県立病院の独立行政法人化の方針について
「一般会計からの(予算の)持ち出しは、ある程度しようがない。それ無しに病院経営を黒字化することはとても無理だと思う。今は病院事業も一応、企業会計的にはやるが、例えば医師、看護師などの職員給与は給与表でガチッと縛られて、この給与表は県議会の同意を得た条例で決められるという形。しかし、これだけ医師が不足すると、かなり弾力的にやらなければならない。経営に弾力性を持たせることが大切ではないか、と提案している」
「こうするのだ、と決めつけてはないことに注目いただきたい。医師、看護師をはじめサブメディカルの皆さん方が、どんな受け止め方をするか。それを含めて、要するに県民にとって大切な医療サービスが、きちんと地域において確保できる道は何なのかを虚心に探っていきたいということが提案のポイント。決めつけたわけではない」