アフラトキシンのリスク査定: 「レッド・ブック」モデル教材
Aflatoxin Risk Assessment: “Red Book” Model Exercise
Charles Yoe博士、ノートルダム大学、メリーランド
この翻訳は、岡本個人が国民教育の教材提供として行うものであり、一切の営利活動とは関係していない。この資料を商業的に利用される方は、「Food Safety Risk Analysis Clearinghouse」とCharles Yoe博士の許可を直接得てください。また、誤訳等があり得ることもお断りしておきます。
No.9、No.10 七面鳥X病
このリスク査定教材の焦点であるアフラトキシンを紹介するくつかの事実がここに挙げられている。これらの事実およびこれから紹介することは、以下の資料から集めた。 1. FAO/WHO合同食品添加物専門家委員会、第49回会合、ローマ、1997年6月17日〜26日、附属文書1.アフラトキシン。 2. 米国食品医薬品局(FDA) 「消費者に届かないトウモロコシの中のアフラトキシン」、1989年4月13日。 3. 「アフラトキシン」、FDA Bad Bug Book (Clearinghouseからリンクされている)。 |
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No.11 ここに書かれた事実は、主としてJulie Miller Jones氏の「Food Safety(Eagan Press, St. Paul, 1992)」によるものである。 |
No.12 カビとそれらが産生するカビ毒。
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No.13 アフラトキシンについて解っている事実を簡単に説明しましょう。 |
No.14 これらの事実は、コーデックスとFDAの文書からのものです。 |
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No.15 毒性学的知見も追加されてきました。 |
No.16 |
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No.16 これらの質問あるいはそれに類似した質問は、何度も出されます。これらに類似した政策上の質問は、何時も出されます。従来の食品安全評価における二者択一法(安全と安全でない)ではなく、確率論的方法によってこれらの質問に答えるために、我々はリスク査定を行う。 これから、いくつかの質問の答えとしてリスク査定を使用する。その他の質問には、例示としてのみ取上げる。 |
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No.17 これらはアフラトキシンが引き起こす悪影響のいくつかである。 |
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No.18 いわゆる安全性の規制値は、その物質を検出する我々の能力の進歩とともに変化してきました。ここで提出される質問は些細なものではありません。我々が検出できれるようになれば、その値はもっと変わると思われます。それは、大半の発癌性物質について使っている閾値(いきち)のないモデルのためです。それについては、後ほど説明します。 Ppbは百万分の1を意味します。 |
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(つづく)