2008/09/28
1:03 pm
昨日は福島県の原の町で、5Bの最終公演に立ち会った。
原の町は確かに遠かった。
東京方面から出かけてこられた方々には、大変申し訳ありませんでした。
遠いだけでなく、交通が不便、電車は在来線で数時間に1本、駅から歩いて20分、ホテルはほんの数軒、
5回公演、5300人のお客様を迎える場所としては適切な公演地とはいえなかった。
しかも、今日は東北新幹線が止まってしまい、僕はいまこれを常磐線の特急の車内で書いている。
おかげで、お茶の水のBS11本社スタジオでの、
鎌苅健太君の「キラキラアクターズTV」の収録に間に合わなくなってしまった。
ただ、この地方の方々にはやはり喜んでいただいた。
その方々には、ご来場いただきありがとうございました、お礼を申し上げます。
昨晩は恒例で、出番の千秋楽前の夜、5Bの打ち上げ会を行った。
5Bのメンバーと事務所マネージャーさん、スタッフ、制作、主催者とフルではないけどかなりの人数が集まった。
いつもそうだけど、この舞台をともに演じた仲間たちは、再び同じメンバーで舞台に立つことはない、
そんなことはない、また同じメンバーでやろう、と思ってもそうはならない。
時の流れのなせる技だ。
井上くんが「4か月前は、歌えない、踊れない、演技できないただの人でした。
その僕がここまでやってこれたのは、ここにいる皆さんのおかげです、
ありがとうございます」と、格調高くやや涙目で宣言した。
誰かは泣くだろうと思っていたら、トリオの最年少渡邉カツオくんがシクシクした。
まだ少年の面影の残る彼の涙は、美しいイノセンスを語っていた。
宴の最後に、全員でFGKSを大合唱し、もう2ステージがんばろう、と気勢を上げた。