2007-10-11
方法論を考える
LS総括 |
昨日,在校生・卒業生による座談会が開催された。
壇上でナンだかわかったようなわからないような抽象的な話をしてしまったせいか,その後も多くの人に呼び止められ,いろいろと質問をいただいた。
質問の多くは,方法論に関するものである。私は,それらの質問にきちんと答えることができなかった。その理由は,一言でいえば,方法論こそ,自分の頭で考えるしかないと思っているからである。
司法試験が競争試験であり,時間というリソースが各受験生で平等に与えられている以上,本人の努力によって差をつけられるのは「方法論」である(「差がつく」という意味では,「素質」の要素もあるのだろうが,2,3年という短い受験準備期間でそこを克服するのは難しいし,「素質」の中身自体もよくわからない)。そして,方法論は,個人ごとに最適なものは異なる。だから,人の話を参考として聞くことはできても,それをそのまま導入することは危険だと思う。
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お子さま二人抱えての受験は大変かもしれませんが,私は(強がりではなく)エネルギー源としてプラスに作用したと思っています。
私の言いっぱなしの話でよろしければ,オンライン,オフライン問わず,いつでも可能な限りさせていただきます。何なりと。