10月29日に「モノクロのキス」でメジャーデビューするビジュアル系ロックバンド「シド」のデビュー記念ライブ(11月2日・日本武道館)が27日、売り出され、2分で1万3000席を完売した。
「シド」は03年に結成された、ボーカル・マオ、ベース・明希(あき)、ギター・Shinji、ドラム・ゆうやの4人組ビジュアル系。インディーズながら圧倒的な人気を誇り、昨年末のシングル「涙の温度」はオリコンウィークリーランキング初登場4位を記録。延べ30万枚を売り上げ、06年には日本武道館、07年には両国国技館で、今年5月には代々木第一体育館で2万人を動員。インディーズ界最後の巨星となっていた。
2分のソールドアウトにマオは「自分でもビックリです。期待に応えられるライブにしたいです!」と決意も新た。満を持しての“メジャー殴り込み”はデビュー曲「モノクロのキス」がTBS系アニメ「黒執事」(10月スタート)の主題歌に決定。メジャーデビューにマオは「夢だったのですごくうれしい」と笑顔。明希も「今後も本来のバンドの肝であるメロディーの良さを失わないようにしていこうと思います」と意気込んだ。
「シド」はルックスに加え、言葉を大事にする曲作りで“哀愁歌謡”とうスタイルを作り上げた。一気にメジャーシーンに躍り出ることにもShinjiは「これからも好きなものをやりたいようにやっていく」と気合。ファンに向けて、ゆうやは「オレが手を引くから安心してずっとついてこい」と熱いメッセージを送った。
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