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【愛知】招き猫の神社完成 常滑・やきものの散歩道に2008年9月27日
招き猫関連グッズの開発、販売などを手掛けるTOKONAME(とこなめ)笑福猫舎が、常滑市のやきもの散歩道に「笑福猫舎神社」を設置。27日に同市栄町の神明社で鎮座祭を行う。宮大工の手にかかった立派な社は、新しい観光名所になりそうだ。 猫舎は、常滑が主産地の2頭身の招き猫で町おこしを図ろうと焼き物やガラス職人、和菓子店主らで昨年6月に発足。
今月29日の「招き猫の日」に間に合うよう、開運招福を願う観光客が訪れるのにふさわしい社づくりを進めてきた。 銅ぶき屋根の高さ1・5メートルの社殿は宮大工が製作した。ご神体の猫のデザインは、招き猫など常滑焼の原型師伊奈武八さんが手掛けた。 鎮座祭でおはらいを受けた後、会員が散歩道で経営するギャラリー「縁集工房『和(なごみ)』」の一角に設置する。 ギャラリーでは27日から3日間、招き猫まつりを開催。招き猫型おみくじなどのグッズ販売や絵付け体験などを行う。 猫舎は、「瀬戸などの他産地とさらに連携を強め、招き猫のさまざまな情報を発信していきたい」としている。 (中山敬三)
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