「タミヤプラモデルファクトリー新橋店」1階のスケールモデル売り場
あの有名モデル「6号戦車」もずらりと並ぶ
地階のRC・ミニ四駆売り場
左から田宮昌行タミヤ社長、坂本俊一タミヤプラモデルファクトリー社長、田宮俊作タミヤ会長
模型メーカーのタミヤは9月17日、東京・新橋にオフィシャルショップ「タミヤプラモデルファクトリー新橋店」をオープンした。約4000点という同社の膨大な製品を取りそろえる、大型ホビーショップ。〈アサヒ・コム編集部 安冨良弘〉
「プラモデルファクトリー」は横浜に次いで全国で2店舗目。同社がプロデュースし、「タミヤプラモデルファクトリー」が運営する。オープン前日の16日、店内の様子が報道陣に公開された。
店内はモダンなデザインで、ゆったりとした空間。1階には同社の代名詞ともいえる、戦車や航空機、艦船などのミリタリーモデルや、自動車、バイクといった大小のプラモデルがずらりと並ぶ。店内のあちこちには精巧なジオラマ(情景模型)や完成模型が展示され、雰囲気を盛り上げる。製作に必要な工具や塗料も豊富に取りそろえている。
地下1階はラジオコントロールモデル(RC)やミニ四駆の売り場。完成品はもちろん、RCのだいご味でもある、豊富な交換パーツや、ミニ四駆のカスタマイズパーツがそろっている。
2階はイベントフロアで、展示会やミニ四駆などの競技会、セミナーなどのイベントを開催する。22日までオープンを記念して、「田宮模型の歴史展」が開かれる(無料)。平日は夜10時までの営業で、会社帰りにも立ち寄りやすくなっている。日曜定休。
タミヤの田宮昌行社長はあいさつで、「新橋はサラリーマンの方たちが家にまっすぐ帰らない町」と笑いを誘い、「かつてタミヤのプラモデルに触れたことのある人たちがいっぱいいる」と、昔模型作りをしたことのある層をもう一度呼び戻したいと抱負を語った。
「タミヤブランドのポジションは『正統派オタク文化』。秋葉原にこのような店舗を持っても目立たない」とも語り、「オヤジの聖地」新橋への出店理由を明かした。「全国的に模型店も減っていることから、親子で手にとって触れられる、模型情報発信の場にしていきたい」としている。
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