自民党宮崎県連は、次の衆議院選挙について、県内選出の現職3人を、いずれも公認候補として、党本部に申請することを決めました。自民党県連が導入した国政選挙の候補者公募制では、選考委員の3分の2以上が、現職を支持する場合は、公募は、行わないことになっています。このため、27日に開かれた選考委員会では、各選挙区ごとに、現職を支持するかどうかを確認する投票が行われ、3つの選挙区いずれも、「現職支持」が、3分の2以上を上回りました。この結果、自民党県連では、今回は公募は行わず、1区、中山成彬氏、2区、江藤拓氏、3区、古川禎久氏の現職3人を公認候補として、党本部に申請することを決めました。(2区公認予定・江藤拓衆院議員)「ありがたいです、元気が出ました。勇気付けられました」(3区公認予定・古川禎久衆院議員)「やっぱり感激ですね、みなさんの信頼にこたえるために、一生懸命がんばらなければいかんという気持ちを新たにしました」自民党県連では、11月上旬の投開票が有力視されている総選挙に向けて、今後、挙党体制を築いていきたいとしています。ところで、中山成彬氏は、国土交通大臣就任以降の一連の問題発言について、県連の関係者を前に、一部謝罪しました。しかし、日教組に関する発言は、撤回していないとし、27日も、持論を展開しました。(中山国交相)「日教組や社保庁職員は働かなくても給料もらえる、日教組は解体する!日教組はぶっ壊せ!」27日の発言で、罷免を要求している野党側の反発は、更に強まると見られ、中山氏は、「絶対に辞めないと言ってしがみついているつもりはない。推移を見守りたい」と話しています。
27日午後、延岡市北方町の山中で、男性作業員が、草刈の作業中、誤って足を切り、死亡しました。27日午後2時5分ごろ、延岡市北方町早中巳の杉林で、延岡市北方町二股の農林業、松田斉さん63歳が、草刈の作業中、右足ふくらはぎ付近から、血を流し倒れているのを仲間の作業員が発見しました。松田さんは、刈払い機で足を切っており、県の防災ヘリコプターで延岡市内の病院に運ばれましたが、約2時間後に死亡が確認されました。警察では、現在、事故の原因や死因などを調べています。
都城市の雑貨店で使われたつり銭の中から、偽の千円札が見つかりました。警察では、偽造通貨行使の疑いで調べを進めています。偽の千円札は、24日、鹿児島県曽於市の60代の女性が、都城市の雑貨店で買い物をした際、受け取った、つり銭の中に混入していたと見られていて、この女性が、偽札に気付き、26日、警察に届けました。警察によりますと、見つかった偽の千円札は1枚で、カラーコピー機を使って作られており、すかしはなく、本物に比べ厚くなっており、切断面が、やや不ぞろいになっているということです。このため、警察では、偽造通貨行使の疑いで、捜査を進めています。
おおいた国体が、27日開幕し、開会式では、県選手団が堂々の入場行進を見せました。開会式を前に、県勢の結団式も行われ、県体育協会の甲斐藤昭総監督の掛け声とともに士気を高めました。大分市で行われた開会式、今年は、南から順に入場です。旗手をつとめたのは、延岡学園男子バスケットボール部の内村祥也選手で、県選手団は、選手団442人のうち、選手、役員合わせて105人が堂々の行進を披露しました。宮崎県勢は、2連続の30位台を目標に、28日から、10月7日まで、29競技で熱戦を繰り広げます。
串間市の都井岬では、27日、野生馬とヒガンバナの観察会が開かれました。観察会には、親子連れなど、約20人が参加し、ヒガンバナの咲き誇る岬の草原を散策しました。国の天然記念物にも指定されている野生馬を初め、岬には貴重な動植物が豊富で、地元の専門家が、わかりやすく紹介していました。また、参加者たちは、青い空に映える岬ならではの鮮やかな光景を、カメラにおさめていました。
秋の全国交通安全運動が展開されていますが、延岡市では、27日、自転車の安全な利用を呼びかけようと、サイクリング大会が開かれました。延岡市が開いた催しには、6歳から77歳まで、市民約40人が参加し、さわやかな秋空のもと、約15キロのコースで、サイクリングを楽しみました。「上り坂の時はきついけれど、下り坂の時はスーッと行けて楽しい」「コースはいい空気がいいから、気持ち良いですよ。最高です気分的には」コース途中に設けられたチェックポイントでは、交通安全に関するクイズも用意され、参加者たちは、楽しみながら、安全運転を学んでいました。
地域の暮らしに貢献しようと、都城市では、電気工事の専門業者たちが、保育所の電気設備や照明器具などを、ボランティアで点検しました。ボランティア活動に参加したのは、都城市内の電気工事業者でつくる「都城電気工事協同組合」のメンバー26人です。参加者たちは、27日、市内の4つの公立保育所で、電気関係の設備を見て回りました。このうち、都城市郡元町の「郡元保育所」では、専門業者が、配電盤が漏電していないかをチェックしたり、取替えが必要な照明器具を交換していきました。作業は、約3時間に渡って行なわれ、保育園の子供たちや関係者も、うれしそうに見守っていました。組合では、今後も、こうした活動を続けて、地域に貢献していきたいとしています。
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