MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。

残された時間は… シベリア抑留、63年ぶり父と無言の対面  (1/4ページ)

2008.9.27 19:16
モスクワのドンスコイ墓地内にある日本人埋葬碑の前で25日、父親の冥福(めいふく)を祈る宇山冬実さん(右)と夫の誠さん(佐藤貴生撮影)モスクワのドンスコイ墓地内にある日本人埋葬碑の前で25日、父親の冥福(めいふく)を祈る宇山冬実さん(右)と夫の誠さん(佐藤貴生撮影)

 【モスクワ=佐藤貴生】反ソ連情報活動に従事したとして旧満州から連れ去られ、銃殺刑に処された父親の埋葬地を探し続けてきた娘が今月25日、モスクワで63年もの歳月を経て父親と無言の対面を果たした。しかし、ソ連によるシベリア抑留で死亡した日本人5万3000人のうち3万6000人の遺骨は現在も発見されていない。遺骨を持ち帰って埋葬したいと願う遺族も高齢化が進んでおり、一刻も早いロシア側の情報提供が待たれる。

 モスクワを訪れたのは、満州電信電話会社政治部長だった宇山禄郎さん=当時(34)=の長女、冬実さん(63)=静岡県掛川市。25日、モスクワのドンスコイ墓地にある「圧政犠牲者追悼の地」を訪れ、「日本人埋葬碑」の前で、冬実さんは日本から持ってきた酒と花を手向けて禄郎さんの冥福(めいふく)を祈った。平成13年に死去した母、代志枝さんから、「お父さんはお酒が強く、同僚を自宅に呼んではお酒を酌み交わしていた」と聞かされていた。

このニュースの写真

モスクワのドンスコイ墓地内にある日本人埋葬碑の前で25日、父親の冥福(めいふく)を祈る宇山冬実さん(右)と夫の誠さん(佐藤貴生撮影)
犠牲者リストにロシア語で記された「ウヤマ・R」の文字(中央)=ドンスコイ墓地内の圧政犠牲者追悼の地(佐藤貴生撮影)
PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2008 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。