このページのアドレスにあるEHOHは「恵方」のことです。「その年のいい方角=大吉方」という意味のめでたい単語です。別名明(あき)の方。
秋祭り | ||
山形の櫛引で見かけた日本の原風景みたいな神社。あたりは見渡す限りの水田で、この神社の森以外には何もない。 まるで「トトロ」に出て来るような景色だと思って、かなり離れた場所からここまで行ってみた。 秋祭りが近いのだろう。真新しい幟が立っていた。どこにでもありそうだが、大切にしたい風景だ。 近くに住んでいるのならこの神社の1年を写したいくらいである。櫛引町滝ノ上。通称 水神社。 |
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9月5日にここに引越して来たばかりです。まだ全然ページができていません。
以前の動作不良ページからの移転も全部できていません。申し訳ございません。
9月27日 (その2) これは「絶対に買い」だ!第1部 21時00分更新 |
今日は起きてから何も食べる時間がありませんでした。ずっとレーザーターンテーブル・・・・です。お待たせしました。レポート第一弾です!
それにしても「先日の状態は一体何だったんだろう?」というくらいすばらしくなって戻って来た。これでやっと評価できるという状態である。やはりキャリブレーションディスクだけでは修正できない光軸のズレなどがあったのかもしれない。加えて、詳しくは聞いていないが「基板や部品も交換する」ということだったので、完全に新品のような状態に戻ったと考えて差し支えないだろう。
先日は「パチパチ」とか「ジャリジャリ」という砂が混じったような雑音が多く、普通に針で演奏したほうがいいなと思ったものだが、今日のは「レーザーならでは」「非接触ならでは」のサウンドを聴かせてくれた。先日のは何かの間違いだったとしか思えない。
いや、この機種としては最高の状態と言っていいだろう。この機種は一番最初の機種みたいで、この後モデルチェンジと細部の改良が行なわれているようだ。それらをこの機械に盛り込んでくれたというのだからうれしい。マニアとしての観点からは稀少な価値のある1台だと言えるだろう。たとえばこの機種は電源部が別だが、この後は内蔵になったとのこと。たとえトロイダルでもカットコアでもトランスが内部にあるより外部のほうが安心だし、直流のみが機器に供給されているほうが精神衛生上いいと思う。
(1)非常に安定した、いい音で聴ける
先日の状態では「何度聴いても盤が傷まないだけ、針よりマシかな」という程度であった。ただ本音を言うならば「それしか言いようがなかった」ということだ。しかし今は違う。
「非接触型というのはこんなに音がいいのだぞ!しかもレコードも針も傷まない!」ということを胸を張って言えるようになった。
雑音は多少は出る。出ないと言ったら嘘になる。しかし針でプレイするよりも音が小さく、プチパチが出る回数が少ないと思う。非常に気持ちよく、安心して聴くことができる。
もちろんトラッキングずれのようなゴーストじみた低域のノイズもすっきりとなくなった。
手持ちのいろいろな状態のディスクを鳴らしてみたが、針が飛ぶということは一度もなかった。ただ直接2曲目とか3曲目を指定して鳴らそうとすると、トラックの頭が欠けるということはある。これは前回も書いたがCDみたいにTOC(目次)がないので仕方がない。特に苦手なのが前の曲がppで終わり、次の曲もppで始まるような部分である。頭が欠けてしまうのが嫌だったら早戻しで少し前まで戻ってプレイすればいいことである。
なお前回書き忘れたが、本当に面白いことがある。本機の中から非常に小さい音で音楽が聴こえるのである!針を使っていればこんなことは当たり前のことだし、SPなどはそれを電気なしに拡大して聴いているわけだが、非接触のレーザーターンテーブルから音が漏れるというのは大いに面白い。ピックアップのどこかが鳴いているのだろうか?この音は前回はかなり大きかったが、今回は非常に小さくなった。この音だけ聴いて知らない曲の歌詞を書き取れるくらいの聴力は欲しいものである。(私はできた)
(2)レコード洗浄器は思った以上どころか、数倍のパワーを発揮した!
送ってもらったレコード洗浄器。最初は馬鹿にしていたというか、面倒なものを押し付けられたというような気がしていた。ソコソコ大きいし、重い。実験が面倒である。
大体私はレコードに水分をつけるということが昔から嫌いだった。レコードを洗うということも何回か試したがうまく行った経験がない。それにレコード盤を濡らしたが最後、完全に乾燥させようと思うとその間にまた汚れてしまう。完全乾燥させないと針でトレースした時にレコードを削ってしまう。まして薬品でレコードを洗うというのはISOならぬUSO800規格の怪しげなものが多く、外国製の非常に怪しい製品で何枚もレコードをダメにした。
ところがこの洗浄器はとんでもなく効果が大きい。レコードを乗せるターンテーブルがあって、洗浄液を吸い取る掃除機みたいな構造になっているだけで10万円もするというのは絶対におかしいと思っていたのだが、この効果には頭を下げないわけにはいかない。レーザーターンテーブルではもちろんだが、普通のプレーヤーでも全然違うと言ってよいレベルである。これについてはあとから詳しくレポートする。ものすごく驚いた。
私はこのオークションにもELPにもまったく関係はないが、断言する。このレコード洗浄器は必ず一緒に買うべきである。またアナログレコードファンには必需品だと思う。
(3)新品のレコードをかけても雑音が出た云々はすべて直った
やはり何かおかしかったのだろう。私が買ったり、メーカーからもらったりして持っている新品はたいていオーディオ的に「音がいい」というもの。盤が分厚いとか、カッティングレベルも高い。プレーヤー側が不良の場合、光軸のズレなどで隣の溝との間をピックアップしてしまっていたことも大いに関係していたと思う。
さすがに新品だけのことはあり、時間を忘れるくらいいい音で鳴った。
なお新品でもノイズが出るものがある。これを洗浄したら椅子から転がり落ちるくらい驚いた。魔法のスイッチを入れたようにノイズが消えるのである。
約束の時間(21時)になってしまったので一旦ここでアップしますがまだまだ山のように書きたいことはあります。
■どのように音がよいのかデータで検証。
■針式との音の違いを検証。
今夜順次アップします。
※正直言って、本当のことを書けば書くほどオークションの価格がアップしそうな気がして困っています。黙っていて自分で落札して使いたい・・・本気でそう思っています。
9月27日 (その1) 来たーっ! 18時15分更新 |
少々トラブルはありましたが心配したほどのことはなく、無事に荷物が到着しました!よかったです。
写真はトラックの中でレーザープレーヤーを出そうとするドライバーのお兄さん。
ELPさんからはレコードを液体で掃除する機械までお借りしました。
今、一応接続して慣らし運転中です。メーカーさんも気を遣ってくれて、ブヨブヨだったインシュレーターまで違うものに交換してくれています。
これから本格的に試聴しますが、ちょっと聴いた限りでは以前と全然違います!やはりメーカーさんに点検・調整していただいてよかったと思います。バージョンアップまでしていただいているのですから。
正直なところ「私の手元に置いておきたい!」という気持ちになっています。
最終的な試聴記はできるだけ早く書き上げてアップします。多分今夜20時から21時ころでしょう。楽しみにお待ちください!
9月26日 いよいよレーザーターンテーブルが戻ってくる! |
夕方ELPさんから電話があり、レーザーターンテーブルを発送してくれたそうです。予定通りに行けば明日の夕方には到着しますが、宅配便会社を聞いて「うーん」とうなってしまいました。過去にもっとも私がひどい目に遭っている某社だったからです。
大体宅配便というのは荷主が「安い、早い、うまい」じゃないけれど、自分の都合で「この会社がいい」と決めるものです。自分のところに来るドライバーの人間性と価格で決めるのがほとんどです。ところが「信頼できるドライバーだから」「人柄がいいから」「丁寧に運んでくれるから」というようなことは全国に通用しないものです。荷主のところに行っているドライバーが仏様のような人だとしても、その荷物を○○県○○市で配達しているのは悪魔のような人ということがいくらでもあるのです。
その某社は昔からお犬様の会社が好きでよく使っていました。しかし毎回毎回トラブルだらけ。まともに届いたことがほとんどないのです。時間指定などは守りませんし、扱いも乱暴で、いつもモメたものです。一度などは「そんな荷物は来ていない」というので会社まで談判に行くと、プラットホームの端っこにVICTORと書いた箱が置き去りになっていたりしたものです。
ELPさんに「何とか他の会社にしていただけませんか」と言ったのですが「荷物が大きいのでヤマトさんなどでは扱ってくれません」とのこと。ですから明日はまず無事に到着するかどうかが最大のポイントです。信じられないかもしれませんが、こんなことがあるのです。
明日は荷物が届いたらただちにテストをします。レコード洗浄装置も貸してもらったのでこれがどのくらいの効果があるのかもチェックします。
テストができたらここに書きます。できれば日付変更線までには速報を書きたいと思っていますので楽しみにしてください。
※すごいコンパクトデジカメをテスト中です!これは今までに私が試したコンパクトデジカメの中で疑いなく最高だと思います。友人たちが何人も一眼レフと間違えました。会員制ページで近日中に作例を続々紹介予定です。これを買えば一眼レフなんかいらない!?
9月25日 ELP(エルプ)のこと |
■ヤフーオークションのページから初めておいでの方は下にある21日付の記事をまずお読みください。そうでないと話の内容が見えません。
下に書いたようにELP(エルプ)という会社の非接触アナログプレーヤー(レーザー式)はメーカーに送って点検・整備してもらっている最中です。
先ほど連絡があり、26日(金)には発送できるだろうということですので、私のところへは27日(土)に到着します。
大至急聴いてからここに感想を書きますのでお楽しみに!オークションが終了するのは28日(日)の夜ですので十分に間に合いますね。
この写真はロビン企画撮影
今回はオークションの品物詳細をここで説明するという前代未聞のこととなりました。
諸事情でロビン企画にこのプレーヤーが搬入されたのが遅れ、詳細をチェックしたり出品文章を書いている時間がなかったというのです。たまたま私がこのプレーヤーに以前から興味を持っていたので、チェックさせてもらうと同時にそれを文章にしてここに掲載する・・・・オークションと連動の楽しい企画になるはずでした。しかしどうも機器の調子が悪いのです。今だから書きますが「ここまで雑音を我慢しながら聴くくらいならレコードを傷めたっていいから普通のプレーヤーで聴きたい」という気持ちでした。
私はロビン企画の大山社長に症状を連絡し「どうします?」と相談しました。「メーカーさんに連絡して修理してもらうしかないでしょう」と大山社長は即答しました。前回も書きましたがネットオークションというのは「売れればそれでいい」という人や会社がかなり多く、あちこちで問題になっているようですが、こういう良心的な会社もあるのです。
さらに感激したのがELP(エルプ)というメーカーです。十数年前の製品だというのに快く修理を引き受けてくれたばかりか、最新のメカや基板にバージョンアップしてくれるというのです!これはすごい話です。大手メーカーは「8年経ったから交換部品などないぞ。文句あるか」という態度です。私の友人が超有名なメーカーのサービスに電話して機種名を言ったら相手が「それはまた古いものをお使いですね」と言ったとカンカンでした。本来は「そんなに長くお使いいただいてありがとうございます」と言うべきでしょう。
その点ELP(エルプ)というこのメーカーは新しい機種の中身に載せ換えてくれるというのです。いわば点検はもちろん、修理と、そしてバージョンアップまでやってくれるのです。こんなユーザー思いのメーカーはほとんどありません。こういうメーカーの製品なら買っても安心でしょう。これが大手メーカーだったとしたらビス1本さえ規定のもの以外は使用しないでしょう。その製品のマークUが出ていて、部品が共通だったとしても絶対に交換はしてくれません。
私はこのプレーヤーを買ったわけではないですが、こういう会社の品物なら音質さえよければ使いたいなという気持ちになりました。
なおELPさんからは修理済みの製品と一緒に「ぜひこれを試していただきたい」ということでレコード洗浄機もお借りすることになっています。液体でレコードを洗浄し、バキュームで吸うという仕組みのようです。たとえ新品のレコードでもこれで洗浄してから演奏するとすばらしいという話です。これを使用して新品や準新品、そして傷んでしまった昔からの愛聴盤などを試してみます。
さらに私にはもう1つ密かな楽しみがあります。それは20日付でご紹介している「ディスクアキュレーター」です。これはあくまでCDに使用するものですが、冗談でこのレーザープレーヤーにぜひ使ってみたいのです。恐らくとんでもないことになるのではないかと期待しています。
ELPのホームページはここです。 http://www.laserturntable.co.jp/
9月21日 非接触アナログプレーヤー |
ロビン企画のオークションのページからお出での皆様方、遅くなりまして誠に申し訳ございません。
実は昨20日、プレーヤーの着荷を待っていたところへ母が入院中の病院から急な呼び出しがあり、そのまま病室で朝を迎えました。今、家内と交代して着替えと入浴で家に戻ったところです。また行かなくてはなりません。
こういう状況ですので、とてもプレーヤーのテストを行なっている状況ではございませんが、せっかくの機会ですので簡単に開封して音と動作を確認しましたので少しですが書いてみたいと思います。
結論としてこのプレーヤーは今からメーカーに送って調べてもらいます。どうも納得がいかないとロビン企画大山社長に電話したら、早速前オーナーさんとメーカーさんに電話をし、「見てもらったほうがいい」という結論に達したようです。「売ってしまえばこっちのもの」みたいなネットオークションの中にあってこの姿勢は高く評価していいと思います。またメーカーさんも以前の商品であるにもかかわらず、気持ちよく点検してくれるようです。
写真はロビン企画のオークションから
以下は現状の簡単なレポートです。
以前からこのレーザーピックアップのプレーヤーには興味と関心があった。しかしどこにでもあるというものではないし、高価で手が出ない。そこでロビン企画に中古品が出たらぜひ声をかけてよと頼んでおいたが、そんなことさえ忘れていたら先日入荷したという電話があった。それを送ってもらってテストし、ここに原稿を書くというわけだ。ところが今書いたような家庭の事情で24時間掲載が遅れてしまった。これについては本当に申し訳ない。
本体と電源部は別になっている。電源部は大きさの割には驚くほど重く、がっしりしていて価格相応という感じがする。本体はどちらかというとデザインも含めて事務機器のような感じの作りであり、脚はバネかゴムか知らないがインシュレーターのようにブヨブヨしている。筐体も含めて本体は価格相応とは言えない気がする。
写真はロビン企画のオークションから。
必ず水平な台の上に置くこと。電源を入れてトレイを開けると驚いたことに真ん中が大きく穴になっている。慌ててはいけない、ターンテーブルを取り出してトレイに乗せるのである。もちろん最初に一回やればいい。ここでキャリブレーション(調整用)ディスクなるものを使用する。これは30センチの普通のレコードみたいだが大きな矢印があるのでこれを手前に向けてトレイを閉じる。
ここで電源を入れ直してそのままボタンを押し続けるとキャリブレーションがスタートする。大した時間はかからない。これはレーザーピックアップの調整らしく、1週間に1回くらい行なえばいつまでもいい状態が保てると取説には書いてある。
次は接続だ。本機にはRCAが1系統とキャノンが1系統の出力がある。これが非常に面白いことにPHONO出力となっているのだ。100人が100人LINE出力だと思い込みそうだがPHONOなのである。MMと同じ扱いでアンプのPHONO端子に接続する。最大出力は12ミリボルトということである。私はRCAで接続した。アース線を接続しないとハムが出るのかと心配したがハムは出ないようである。(なおキャノンはあるがバランスではなくてアンバランスのようである)
PHONO(MM)レベルの出力だということは当然RIAA特性がかかったままだということだ。これはレコードの溝にレーザー光線を当ててピックアップするのだから当然といえば当然だし、手抜きといえば手抜きのような気もする。しかし「しょーもない」イコライザーアンプを内蔵されてしまい、常にその音を聴かされるくらいなら自分で好きなプリアンプを使えるだけありがたいと思ったほうがいいだろう。レビンソンを使えばレビンソンの、マランツを使えばマランツの音が楽しめるのだから。
さてディスクを入れてみよう。この時に何の疑問も持たずにディスクを入れられる人はマニアではない。マニアなら「どちらの面を上にするのか」と考えるのが普通だからだ。ほとんどのレーザーディスクの場合はA面を上にしてトレイに置いた場合、実際にはその裏側=B面を読み取っていた。このプレーヤーはどうなのか?
答えは「普通のアナログプレーヤーと同じ」である。A面を聞きたいならA面を上にして入れればいいのだ。つまらないことだが余計なことを考えてしまった。トレイに乗せてボタンを押すとトレイが閉まり、スキャンが始まる。このあたりはリニアトラッキングのプレーヤーと似たようなものだ。動作はなかなか速く、私のように気が短くてもイライラすることはなかった。2つあるディスプレイの大きいほうにトラックが表示される。このトラック表示がどう考えても左右逆だと思う。左がスタートで右がエンドだ。アナログプレーヤーの感覚で本機と向き合うなら右がスタートで左がエンドであるべきだ。
こう考えたのだが間もなく納得した。私の考え通りに作るとトラックを送るボタンが逆になってしまうのである。すでに私たちはCDプレーヤーでいやというほどトラック送りの操作をしている。それはすべて右が送りで左が戻しだ。これが根底から引っくり返ってしまうのだ。それを考えると表示が左右逆なのは仕方ない。
写真はロビン企画のオークションから。
音を出す。
馬鹿馬鹿しい話だがこのプレーヤーで傷の付いたレコードを演奏したらどういう雑音が出るのだろうとロビン企画大山社長と話したことがある。やはり聞き慣れたプチパチ音なのか、それとも全然違う音なのか?答えは普通とほとんど同じであった。
結構ディスクの傷みには敏感なようだ。もっともこれは私がいけないのである。私は昔から非常にソフトの扱いが乱暴である。聞く時は他人様の何倍も細かく聞くのだが、扱う時は乱暴なのだ。これはCDになってもまったく変わっていない。困ったものだ。
ロビン企画の大山社長によるとこのプレーヤーの前オーナーもこのことはおっしゃっていたとのこと。この方はそのためにレコード洗浄システムを買ったと聞いた。針を使用せずに光線で信号を読み取るのだからこういう気遣いは必要なのかもしれない。
私はCDが登場した時に山のようなLPをほとんど友人知人にプレゼントしてしまった。手元に残したのは当初CD化がされていなかったものと本当に愛着のあるものだけだ。それとその後逆に貴重なレコードを友人知人からもらったり、あるいは中古で買ったりしたものがある。そして商売柄メーカーや代理店からもらった新品。いずれにしてもさほど多くはない。
時間がないので「つまみ食い」でいろいろ聞いてみた。まずトラックの認識だが、まあまあ満足できる仕上げだ。これはリニアトラッキングを使ったことがある人なら分かってくれると思う。CDのように「内容詳細」を書いたTOCがあるわけではないので、あくまで光線のスキャンでどこに何トラックあるかを読み取らなくてはならない。レコードによっては読みにくいものが多数あるのだ。
普通のプレーヤーと同様の雑音が出ることは上に書いたが、その雑音はやや多い。これはアナログレコードプレーヤーと何回か比較して確認したから間違いない。雑音が多いということはそれだけ情報量が多いということなのだろうか。いわゆるスクラッチという感じの「プチ、パチ、ピチ」という鋭い音よりも「ガサガサ、ゴワゴワ」という感じの付帯音が気になることもあった。汚れやカビなどが溝に付着し、針によって溝に押し付けられ、溝と同じ形をしているのかもしれない。
気になったのは完全な新品のディスクを使ってもアナログプレーヤーよりも雑音が多かったこと。これは理由が分からない。でも針を使ったプレーヤーでは間違いなく双方が磨耗して劣化して行くが、このプレーヤーは非接触だからその心配はない。この安心感は大きい。
またディスクの汚れや傷よりも「反り」には相当弱いと感じた。これはピックアップがどの程度自由に上下動できるかということにかかっているわけだが考えただけでも難しいと思う。
なおビデオの「トラッキング」に相当する調整ができるようになっている。演奏中にあるボタンを長押しすればそのモードになり、0を中心に+1と+2、そして−1の4段階に調整ができる。これもディスクのピッチやカッティングレベル、状態などによりさまざまであり、ポジションを一ヶ所に決めるなどということはできない。動かして明らかにいい方向に変化したのは2割くらいで、あとは0のままがよかった。それと忘れていたがピッチコントロールが可能。
とにかく時間が全然ないので表面的なチェックに終わってしまった。音質的にはどちらかというと低い方が膨らんだ感じがするが、前述のゴワゴワ・ガサガサしたような感じの偶数次のノイズみたいなものが楽音にぴったり付着して低音が豊かに鳴っている場合もあった。もう少し喉のエヘン虫を掃除して、イガラっぽさを除去できたらすばらしいと感じた。なおイコライザーはCECのPH53とアキュフェーズを使用。
今回は確認できなかったが、普通だと非常に辛い最内周もこの非接触方式ならうまくピックアップできるのではないだろうか。ともあれディスクを傷付けないという安心感は何物にもかえがたい。
ここで今日はおしまい。このプレーヤーを梱包してメーカーさんに送るのである。多分今まで述べた問題の多くは解決できるのではないだろうか。点検・修理が済んだらまた私のところに送ってもらうことになっている。私しか現在の状況が分かっていないからだ。比較して「よくなった」「直った」と確認できるのは私だけなのだから。
逆に言えば今回このオークションでこれを落札した方は非常に得をすることになる。オークションのページには書いてないが「メーカーにて完全点検・修理済み」ということなのだから。こんな安心な中古製品は滅多にないと思う。
私も乗りかかった船であるから最後までお付き合いする。とにかく点検修理から戻って来たらただちにここで詳細をレポートさせていただく。
このプレーヤーのオークションは
http://page11.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n63840279
9月20日 あっと驚くオーディオアクセサリー! |
今回ご紹介するすごいオーディオアクセサリーは「ディスクアキュレーター」といいます。
これはCDやDVDの信号面に塗って、音質を画期的・飛躍的に向上させるものです。
すでにジョーシン、河口無線、キムラ無線、テレオン、ローカルなどで好評販売中だそうです。
雑誌では8月末発売の「オーディオアクセサリー」誌で吉田伊織氏がカラーページで試用レポートを書いています。
ユーザーの生の声を聞きたかったら「裏ローカル」のページで見ることができます。(最後に紹介)
これは小瓶に入った白い液体で、これを信号面に塗ってふき取って磨きます。要は自動車のワックスと同じです。
マニキュアと同じような瓶に入っていますのでキャップに付いている刷毛(はけ)で液体をチョンチョンとディスクに数滴塗るというか、垂らします。
すぐに(これが大切です。乾いてしまうと拭き取れません!)柔らかい布またはティッシュで拭き取ります。
ここが楽しいところです。拭いているうちにそれこそワックスのようなツヤと光沢が出て来ます!
それを一目で見ることができる実験です。「古いCDのジャケットケース」です。CDのケースはどういうわけか非常に弱い樹脂が使われており、少し持ち歩いたりして表面が擦れると傷だらけになってしまいます。これはCDのごく初期に発売されたものであり、結構古いです。
向かって左半分にだけ「ディスクアキュレーター」を塗り、右半分はそのままです。このジャケットを傾けます。ビジュアルマニアが見ればすぐに分かりますが殻付きのBDを3枚重ねています。ここに小さくちぎったティッシュペーパーを落とします。処理していない右側は滑りが悪く、ティッシュはすぐに止まってしまいました。
今度は「ディスクアキュレーター」処理をした左側です。比べるまでもないほどツルツルなのでティッシュはスルッと滑り落ちました。
このように車のワックスなどよりもはるかにすごいツヤが出ます。小傷なら埋まってしまうようです。携帯電話やデジカメの液晶などに塗るとまるで新品みたいになりますし、深いツヤが出ます。
これで何を言いたいのかというと、ここまで表面がきれいになるのですから光線も透過しやすいだろうということと、摩擦係数が低くなりますので布で拭くことによってディスクに傷を付けることはほとんどないだろうということです。
以上ですべて完了!後は聴くだけです。
この製品が狙っているのは「エラーレートを下げること」です。CDは強烈なエラー訂正機構があってこそ、あの小さなディスクで70分も音楽を楽しめるのです。
初期の頃に聞いたたとえ話ですがCDには30センチLPに換算したらなんと10円玉大の大きさの穴が開いたとしても演奏できるといいます。
もちろんこれだけ強烈な訂正や補正が始終働いていたら音質は大きく犠牲になってしまうでしょう。
ここで大切なことは「一応鳴っている」と「いい音質で鳴っている」という2つの違いです。一般大衆には前者で十分なのですがこだわるマニアは当然後者です。
この2つには天地ほどの違いがあります。
ほとんどの読者は「今この2つのパターンうちの、どちらで鳴っているか」ということを意識して聴くことはないと思うのですが、音を聴き比べると全然違います。
エラーを無理矢理に訂正・補正した時の音は「カサカサしている」「乾いている」「潤いがない」「抑揚がない」「しなやかでない」というような感じに聞こえます。
これはヘッドホンステレオなどで圧縮率を下げて記録した時の音と似たようなものです。
「ディスクアキュレーター」を信号面に塗って拭くとこのエラーレートが激減するそうです。次のグラフはメーカーのホームページから借りたものですが、左が使用前で右が使用後です。
横軸が時間ですが10分から20分の間にあるC2エラーが
なんと160分の1にまで下がっています!
C1エラーは逆に増えていますがこれは汚れなどが拡がるため数が増えるものであり、増えるのが自然だということです。C1はCDプレーヤーの中で修正できますからあっても大して邪魔にならず、新品でも結構多いものがあるそうです。
音質に影響を与えるのはC2であり、それがほとんどなくなってしまっているということはすごいことです。
試聴の結果は驚くべきもので、塗ったのと塗らないのとでは雲泥の差!一聴して音が自然でニュートラルになります。今まで音質に多少不満を持っていたディスクも別物のように蘇りますのでこれはかなりの実力とみた!
先ほどジャケットの写真をご覧いただいた「かぐや姫フォーエバー」は私の青春のアルバムみたいなものですが、この録音は低域というものが薬にしたくてもない。
曲によっては中高域は思わず「おおっ」というものもあるのですがローカットが甚だしいのです。アナログで聴いていた頃からこれは不満に思っていました。
そこに「ディスクアキュレーター」を塗ってみると、なんとバランスが変わって来るから驚きです!もちろんこれは聴感上の話であり、スペクトラム・アナライザーなどで周波数成分を分析すれば変わらないのかもしれません。しかし間違いなく聴感では全然というほど別物になってしまいます!
耳にきつかったスチール弦などがウソのように優しくなりますが、決してソフトフォーカスではない。突き刺さるようだった部分だけが目の前で生楽器を聴いているように変化します。まるでマスターテープを聴いているかのようです。
これはいいぞというのでオッサンの青春第二部として荒井由美を聴く。もちろん学生時代にアナログで聴いた初期の頃のアルバム。
彼女は売れるまであまりいい録音に恵まれず、きわめてナローなレンジのものが多いのです。今度は高域が伸びたというか、非常に素直になった。分かる人にしか分からないと思いますが、まるでアジマスを完璧に合わせた時のようなサウンドになりました。詰まっていた高域がどこまでも自然に「抜けた」という感じです。
これでぶったまげたのは「雨のステイション」でした。眠かった楽器が、まるで目覚めたかのようにものすごく立ち上がりがよくなり、スーッと抜けるのです。
これはミニコン、ラジカセ、カーオーディオなど再生機を問わず、すごい効果があります。MP3などにする場合にも必須!レンタルのディスクに使用しても店には絶対に分かりませんし、あなたの後で借りる人にいい音で聴いてもらうことができます。
ここで取り出しましたのがこのCDです。SHM-CDといいます。「そんなの知らない」などと言っていたら遅れているなんてもんじゃありませんよ!
SHM-CDはスーパー・ハイ・マテリアルCDという安易な名前で、ネーミングは最悪ですがCDの材質を変えることによって音質をアップしようというものです。もちろんプレーヤーは今までのままでOKです。これまで使われてきたポリカーボネートよりもはるかに透明度の高い液晶パネル用のものを使用したというのが売り。
詳しく知りたい人は http://shm-cd.co-site.jp/about/index.html を見ると5分で分かります。特に工場見学のコーナーの最後に従来のCDとSHM-CDの透明度の比較があるのでこれは必見!
さてこのCDはSHM-CDの有償サンプラーで、なんと2枚で1000円!1枚が普通のCDで、もう1枚がSHM-CDという構成です。内容はロック。ロックでもなんでも2枚で1000円なら文句は言わねえと10セットも買い込んでしまいました。
このCDの入手は http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_ss_m?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Dpopular&field-keywords=SHM-CD&x=9&y=19
この2セットの新品を開封し、片方はそのままで片方だけ「ディスクアキュレーター」を塗りました。つまり、
(1)ノーマルCD
(2)ノーマルCD+ディスクアキュレーター処理
(3)SHM-CD
(4)SHM-CD+ディスクアキュレーター処理
の4枚ができたわけです。これを試聴しました。なんと逆転現象まで起きたのです!
試聴結果は明日以降をお楽しみに!
あまりにすごいのでメガクリテにも紹介しました。そして通信販売することにしました!すでに会員の方には販売していますが大好評で、2回メーカーに追加注文したそうです。
税・送料込みの大特価ですのでぜひ使ってみてはいかがですか?ここです。
http://megaclite.bufsiz.jp/
以下は参考ホームページ
ローカル http://devipoke.blog4.fc2.com/page-5.html http://devipoke.blog4.fc2.com/page-8.html
ジョーシン http://joshinweb.jp/av/7801/4562226560011.html
キムラ無線 http://www.kimuramusen.co.jp/html/tsuhan_top.htm 接点復活剤・クリーナーの中に
河口無線
メーカー http://www1.ocn.ne.jp/~appeal/
※よく誤解されるそうですがこの「ディスクアキュレーター」は「傷などによる音飛びを修復するものではない」ということです。音飛びなどをせずに正常にプレイできるディスクをよりよい音で聴くためのアクセサリーですので誤解のないように。