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教科書:李大統領「左右ではなく中間で正常化を」

 李明博(イ・ミョンバク)大統領は26日、中学・高校の「左寄り」教科書の改訂問題について、「教科書を修正するという問題は左派偏向を右側に向けるという意味ではなく、左も右も納得できるよう正常化するということだ」と発言した。

 李大統領はこの日、大統領府(青瓦台)で国会常任委員長団との夕食会を主催した。その席で民主党の秋美愛(チュ・ミエ)環境労働委員長が「最近の政府による教科書修正の動きは理念的な対立を呼び起こすのではないかと心配している」と述べた。これに対して李大統領は「どちらかに偏れば後からまた修正する必要が出てくる。そのため誰からも偏っていると言われないようにしたい」「政権が変わったからといって、何でも極端に変更されるようなことはない」と語ったという。

 李大統領は「ブッシュ米大統領が民主党のオバマ候補と共和党のマケイン候補を呼んで予算案について説明を行ったが、わたしもこれを見習い、与野党が協力して経済再生に取り組めるようにしたい」とも語った。

ペ・ソンギュ記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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