突出発言が問題となっている中山成彬国土交通相が再び「日教組は解体する」などと述べたことを受け、小沢一郎代表は27日の京都市での記者会見で「非常に不見識な軽率な偏った見方で、閣僚としての資質を問われる」と強調。そのうえで「首相は任命権、絶対的な権限を持っており、中山氏の責任は任命権者の責任とイコールととらえるべきだ」と付け加えた。
さらに「国会で論議の機会があれば、当然一つの大きなテーマだ」と述べた。小沢氏は10月1日の衆院本会議で代表質問に立つ予定で、そこで取り上げる考えを示唆したものだ。
一方、鳩山由紀夫幹事長は高松市で開かれた集会で、中山氏の突出発言に対して「対処を誤れば麻生内閣の致命傷になり、(衆院解散・)総選挙を打てなくなる可能性もある」と指摘。「党としてはいつでも勝てる態勢を作ることが大切だ」と述べた。【渡辺創、大久保昂】
毎日新聞 2008年9月27日 18時57分(最終更新 9月27日 20時22分)
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