銚子市立総合病院が今月末に診療を中止するのに伴い、10月1日から同病院内に、公設民営の「銚子市夜間小児急病診療所」と民設民営の「銚子精神科診療所」が開設される。
夜間小児急病診療所は、市長が開設者になるが、管理者は同市医師会(41院・83人)の間山春樹会長が務め、医師は同医師会に、薬剤師は「銚子市薬剤師会」にそれぞれ委託。看護師は市が雇用(5人)する。診療時間は平日の午後7時から10時までで、医師、看護師各1人が勤務する。問い合わせは同市健康管理課(電話0479・24・8070)へ。
精神科診療所は、日本精神科病院協会の仙波恒雄・前会長を委員長に、千葉大大学院医学研究院精神医学の伊豫雅臣(いよまさおみ)教授を事務局長とする「銚子精神科診療所運営委員会」(8人)が運営主体になる。千葉大の全面的バックアップで同大精神神経科医局の医師2人、看護師1人、事務員2人、デイケア施設の看護師2人が勤務する。診察日は毎週火~土曜日(休診は月・日曜日と祝日)で受け付けは午前9時半~11時半と午後1~2時。問い合わせは同診療所運営委員会事務局(千葉大大学院精神医学内電話043・222・7171)へ。【新沼章】
毎日新聞 2008年9月27日 地方版