2008年9月27日 10時9分更新
岡山出身で日中友好に力を尽くした岡崎嘉平太と、中国の周恩来・元首相との交流を紹介する展示会が、岡山県吉備中央町で開かれています。
この催しは、出身地の吉備中央町にある岡崎嘉平太記念館が開いたもので、92年の生涯で100回以上も中国を訪れ、日中友好に力を尽くした岡崎嘉平太と、中国の周恩来・元首相との交流の様子をとらえた写真や、2人の姿を描いた掛け軸などのゆかりの品、およそ80点が展示されています。
このうち写真は、昭和37年に周恩来・元首相に初めて会ってから、日中国交正常化までの10年間に20回以上重ねた会見や会談の様子を撮影したもので、2人の親交の深さを知ることができます。
また、会場には国交正常化が実現した前後のメモのほか、元首相から贈られた絹製のテーブルクロスなども展示されています。
この展示会はことし11月24日まで、岡山県吉備中央町の岡崎嘉平太記念館で開かれています。