「北韓は地上戦力の70%を前進配置」国防部長官 |
2008-09-26 21:56:14 Updated.
|
|
李相憙(イ・サンヒ)国防部長官は26日、「北韓は地上戦力の70%以上を休戦ライン付近に前進配置しており、いつでも韓国を奇襲攻撃できる態勢を整えている」と述べました。
李相憙長官はこの日、ソウル市内のホテルで開かれた「2008コリアフォーラム」で基調演説してこのように述べ、さらに「北韓は韓国を奇襲攻撃できる態勢を整えているだけでなく、核兵器や化学兵器、ミサイルなど、大量殺傷兵器を持続的に開発しており、韓半島だけでなく北東アジア地域の安定を脅かしている」と指摘しました。
李相憙長官は北韓の核問題について、「北韓が核施設の無能力化を中断するなど予測できない行動を取っているため問題の解決が遅れている」とした上で、「6カ国協議の枠組みの中で核問題を解決し、将来は6カ国協議が多国間安全保障協議体に発展するよう努力したい」と述べました。
また、「韓国は韓米同盟関係を基盤に北韓の攻撃に十分対応できる体制を整えているが、南北間に軍事的信頼を築いて、韓半島に平和を定着させるための努力も続けていきたい」と述べました。
|