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磐田残留へ茶野がプラス思考の勧め

ジョギングしながら、田中(中央)加賀(右)のDF陣と話し合う茶野
ジョギングしながら、田中(中央)加賀(右)のDF陣と話し合う茶野

 すべてをプラスに考えろ! 3連敗で自動降格圏の17位に落ちた磐田が24日、大久保グラウンドでジョギングなど疲労回復に努めた。DF茶野隆行(31)は、市原時代に3度経験した残留争い(いずれも残留)をもとにプラス思考を勧めた。17位千葉に追われていた立場から、追う立場に変わった今、あらゆる苦難を糧に変えて残り8試合に臨む。

 茶野の表情は、少しも曇っていなかった。初めて17位に落ちて迎えた日。危機感を抱いていないわけではない。ただ、重圧や焦りに取り込まれるような、やわな心は持っていなかった。

 茶野 17位になっても、やることは変わらない。追われているチームはプレッシャーがかかるけど、追いかける立場だから失うものはない。上がるしかない。

 残留争いを何度も経験して、乗り越えてきたから言える言葉だった。市原時代の98年から3年間は、降格の危機ばかりだった。Jリーグが1部と2部に分かれるため98年11月に行われたJ1参入決定戦には、茶野も出場した。99、00年も主力として危機に直面したが、いずれも回避してきた。

 茶野 気持ちとの戦いだけなんです。当時はボールをもらうことを嫌がり、すぐに離す選手が多かった。でも、今回はそうでもない。悪いサッカーでもない。気落ちすることはない。

 9戦も勝利から遠ざかり、オフト監督就任後は3連敗。3試合でわずか1得点と、攻撃の形も見えてこない。だが「日に日に良くなっている」と茶野は言う。

 茶野 最近、選手同士で話し合う回数が多くなった。練習場以外でも食事の時やホテルで、自分たちで良くしようと、ポジショニングなどを話すんです。今日も中盤をどう動かせば良いか話していた。監督は必要最低限のことを言っているだけ。プラスアルファを選手が出さないといけない。

 市原時代は1つの得点や1勝で、雰囲気がだいぶ変わったという。リーグはまだ残り8試合。下を向いていても、仕方がない。【今村健人】

 [2008年9月25日12時22分 紙面から]


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