チューブ誤挿入で患者死亡 愛知県瀬戸市の陶生病院愛知県瀬戸市の公立陶生病院で3月、医師が胃に入れるはずの栄養チューブを誤って肺に挿入してしまい、男性患者が死亡していたことが26日分かった。同病院は既に医療ミスを認めて遺族に謝罪しており、近く損害賠償金1300万円を支払って和解する。 同病院によると、3月11日に30代の男性医師が呼吸不全で入院中の同市の男性患者(75)に栄養剤を注入するため鼻からチューブを挿入した際に誤って肺に入れた。チューブは肺を突き破って左胸腔(きょうくう)に達しており、男性は敗血症を発症して8日後に多臓器不全で死亡した。 エックス線画像で挿入場所を確認した際に胃にチューブがあると見誤ったことなどが原因という。同病院は「申し訳なく思っており、再発防止に努めたい」としている。
【共同通信】
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