【2008年09月26日19時18分 更新】


1.全日本マスターズ陸上
 (09/26 19:17)

宮崎市で、26日から、全日本マスターズ陸上大会が始まりました。県内からは、なんと92歳のランナーも出場!年齢を感じさせない元気な走りをみせました。今年で29回目を迎えた、中高年のスポーツの祭典、全日本マスターズ陸上。宮崎市の生目の杜運動公園には、全国から、30歳から102歳までの男女、約1300人が参加しました。さて、県内の最高齢者は、宮崎市の奥平恵義さん92歳!60メートル走に出場し、年齢を感じさせない力強い走りを見せました。(92歳!奥平恵義さん)「一歩手前ですよ。あの世が。これからも(走るのを)楽しみながら、続けようと思います。100歳まで」また、女子の60メートル走には、日本記録保持者で、串間市の矢通幸子さん78歳も出場し、記録更新を目指しました。(惜しくも2位に)(78歳!矢通幸子さん)「年をとったと思わないようにしているが、年には逆らえない」日々の努力を惜しまず、元気に走り続けるお年寄りたち。年齢を感じさせない真剣勝負を繰り広げていました。


2.中山大臣の「ごね得」発言 県民は・・
 (09/26 19:03)

中山成彬国土交通大臣が、成田空港建設の反対闘争について、「ごね得」などと発言した問題で、波紋が広がっています。中山大臣は、26日、発言を撤回し、謝罪しましたが、就任直後の問題発言とあって、解散総選挙への影響も懸念されています。(中山成彬国交相)「昨日の私の発言について、ご迷惑かけたことを申し分け訳なく思っている。言い過ぎた点も含めて撤回する」この問題は、25日行われた報道各社とのインタビューで、中山大臣が、成田空港建設への反対闘争について、「ごね得というか、戦後教育が悪かったと思う」などと発言したものです。中山大臣は、26日の閣議後の記者会見で、「大臣としての自覚が足りなかった」として、発言を撤回し、謝罪しました。(県民は)「軽はずみなことを言ったりする議員が、今たくさんいるので、宮崎県人として慎重に発言してほしい」「麻生さん的には、ちょっと困るだろうけど、やっぱり間違いは誰にでもあると思うので、そこを理解してあげるのが有権者ではないか」「やっぱりもっと慎重に発言してほしい。宮崎の代表なんで期待していたんですけど、とても残念です」これに対し、野党は、「撤回で済む話ではない。麻生総理の任命責任は極めて大きい」と反発していて、中山大臣の罷免を求める考えを示しています。与党内からも批判の声が出ている中山大臣の発言。近く、衆議院の解散総選挙が予定されているだけに、選挙への影響も懸念されています。


3.もち米産地偽装問題 購入業者を再調査
 (09/26 19:03)

汚染米問題です。都城市の「井之上製粉」が、中国産のもち米を熊本産と偽って販売し、行政指導を受けた問題で、県は、26日、井之上製粉からもち米を購入した菓子製造業者を再調査しました。この問題は、井之上製粉が、熊本の業者から仕入れた中国産のもち米を、熊本産と偽装して、宮崎市の菓子製造業者に販売したもので、井之上製粉は、9月22日、JAS法の表示基準に違反しているとして、県から行政指導を受けました。県は、26日、産地偽装の事実を裏付けるため、もち米を購入した宮崎市の菓子製造業者から、再度聞き取り調査を行いました。調査では、偽装されたもち米が流通した、去年12月からの伝票をチェックしたり、もち米が使われた製品などを細かく確認していました。この菓子製造業者は、「今は井之上製粉のもち米を使っていないので、安心して食べてほしい。風評被害が早くおさまってくれるのを願うばかりです」と話していました。


4.東国原知事「個人の処分・告発も検討」
 (09/26 19:03)

施設が破損している、エコクリーンプラザみやざきの問題です。東国原知事は、現在進めている調査結果によっては、個人への処分や告発なども、検討する考えを示しました。これは、東国原知事が、26日の県議会一般質問で明らかにしたものです。東国原知事は、今後の対応を尋ねた議員の質問に対し、「業者、または個人の重大な責任が明らかになった場合には、行政処分、損害賠償請求、告発などを、検討していくことになる」と答えました。エコクリーンプラザみやざきの問題では、施設の補修工事などに、20億円程度かかるとの見方もあり、問題を引き起こした責任の所在が、大きな焦点となっています。専門家などで構成される県の外部調査委員会は、現在、当時の担当者への聞き取りなど調査を進めていて、早ければ年内にも、最終報告をまとめることにしています。


5.猪八重渓谷27日から通行可能に
 (09/26 19:03)

台風13号で遊歩道が崩れ、通行止めが続いていた北郷町の猪八重渓谷は、仮復旧工事が終わり、27日から通行できるようになりました。猪八重渓谷は、9月18日に接近した台風13号の影響で、遊歩道が崩れたり、橋の階段が傾くなどの被害を受け、翌19日から通行止めとなっていました。台風の後、北郷町では、補修工事を行ってきましたが、26日までに終わり、27日の朝から、通行できるようになりました。(町産業開発課・釋迦郡崇吉さん)「予想以上の被害を受けたが、応急処置をして安全に利用できることになった」猪八重渓谷は、森林セラピー基地の拠点となっていただけに、利用者も仮復旧を喜んでいます。(入り口まで来た人は)「遊歩道が自然を壊さないように、うまくできているところが好きなので、またきます」北郷町では、「秋の行楽シーズンに間に合い、一安心した。今後、本格的な復旧工事に入り、受け入れに万全を期したい」と話しています。


6.宮崎東高校で合同卒業式
 (09/26 19:13)

宮崎市の宮崎東高校で、前期の卒業式がありました。26日は、定時制と通信制で学んだ18歳から26歳までの34人が、合同の卒業式に臨み、鈴木麻衣さんが答辞を述べました。(鈴木麻衣さん)「宮崎東高校で学んだ、他者へのやさしさ、まなざしを心の糧として、どんな困難も乗り越えていきたい」生徒たちは、仕事と勉強を両立したり、前の学校を中退するなど、様々な事情を抱えていて、皆、26日の卒業式を、晴れ晴れとした表情で迎えていました。


7.トンネルじん肺訴訟第3陣決起集会
 (09/26 19:11)

トンネルじん肺訴訟の第3陣が、11月に、全国で一斉提訴することになり、26日、宮崎市で、県内原告団の結成総会がありました。県内の原告団は、元作業員ら10人で、総会では、原告を代表して、美郷町の阿村文憲さんが「一日も早くじん肺の根絶を達成したい」と決意表明しました。原告団は、ゼネコンを相手に、1人当たり3300万円の損害賠償を求めるとともに、じん肺の根絶や、患者救済のためのじん肺基金の創設を訴えることにしています。


8.SNA4便欠航
 (09/26 19:13)

機体のトラブルでSNAがまた欠航です。SNAスカイネットアジア航空は、機体の右の翼から油漏れが見つかったとして、26日、宮崎・羽田線の上下4便を欠航しました。部品の交換は、26日午後に終わり、27日は、通常通り運航されます。SNAの欠航は、9月が29便、今年に入ってからは、191便に上っています。


9.ごみ減量功労者表彰式
 (09/26 19:04)

ごみの分別や減量に貢献した個人や団体が、「ごみ減量功労者」として、延岡市から表彰されました。今年度、延岡市から表彰されたのは、市内に住む個人5人と4つの団体です。26日は、延岡市役所で授賞式が行われ、受賞者一人一人に、賞状と記念品が贈られた後、首藤市長が、「ごみの減量に、みなさんの力は必要不可欠です。これからもご協力をお願いします」と感謝の言葉を述べました。これに対し、受賞者を代表して、延岡市惣領町の小野洋さん74歳が、「市民一人一人が自ら考え、これからも、ごみの減量化に取り組みたい」とお礼の言葉を述べました。延岡市では、来年4月から、「ごみ有料化」がスタートする事になっていて、今後も、ごみの減量化やリサイクルの推進に向けて、市民と一丸となって取り組んでいきたいとしています。


9.振り込め詐欺未然防止で感謝状
 (09/26 19:03)

振り込め詐欺を未然に防いだとして、宮崎市の男女2人に、警察から感謝状が贈られました。感謝状が贈られたのは、宮崎市佐土原町の村田れい子さん54歳と、宮崎市柏原の松浦一夫さん51歳です。26日は、宮崎北警察署で贈呈式が行われ、谷口数雄署長から、2人に感謝状が贈られました。このうち、村田さんは、8月、宮崎市佐土原町のスーパーのATM、現金自動預払機で、お年寄りの女性が、携帯電話で話しながら現金を振り込もうとしているのを不審に思い、警察に通報するなどして、振り込め詐欺を防ぎました。また、松浦さんも、自分が経営するコンビニエンスストアで、お年寄りの女性を振り込め詐欺から救いました。県警察本部によりますと、今年に入って、8月末までに、県内では、振り込め詐欺が129件発生し、被害額は、約1億4400万円にのぼっています。