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政治

「国民に迷惑かけた」 中山国交相、辞任は否定(09/26 14:26)

 中山成彬(なりあき)国土交通相は二十六日の閣議後の記者会見で、前日に「日本は単一民族」「日教組が強いところは学力が低い」などと発言、直後に撤回したことについて「誤解を招く発言だった」「国民の皆さまにご迷惑をおかけしたことを申し訳なく思っています」と陳謝した。自らの辞任は否定した。

 国交相は単一民族発言の真意について「日本人は髪が黒く、風ぼうも似ていて、同じような人々がいる。適切な言葉を探していた」と釈明。成田空港闘争を「ごね得」と表現したことについては「経緯をよく知らなかった」と説明した。日教組批判については「(発言の発端である大分県の教員汚職事件が)調査中、係争中なので」と述べるにとどめた。

 記者からは、麻生内閣発足の際、中山氏が行政改革担当相を断って国交相に就任したとされることが「ごね得ではないか」との質問も飛び出したが、中山氏は「その辺の発言は控えたい」「これ以上の質問は勘弁いただきたい」と話し、疲れた表情を見せた。

 一方、他の閣僚からは、中山氏の発言に厳しい反応が相次いだ。斉藤鉄夫環境相は「事実を認識しないとんでもない発言」と批判。甘利明行革担当相は「閣僚は一衆院議員とは立場が違うことを、まず頭に織り込んで発言しないといけない」、野田聖子消費者行政担当相も「大臣たるもの、国民に対して誤解を招くような発言をしてはならない」と苦言を呈した。

 また、河村建夫官房長官は同日の閣議で、国交相を含む各閣僚に対し「国民に誤解を与えることがないようにしてほしい」と注意を促した。

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