2008年9月26日 12時7分更新
医師不足で休診していた上野原市の診療所が1年7か月ぶりに10月から診療を再開することになりました。
診療を再開するのは上野原市立病院の西原診療所です。
西原診療所は医師を派遣していた上野原市立病院の医師不足にともなって去年2月に閉鎖されました。
しかし、市立病院の運営が来月から民間委託されるのにともなって委託先の「地域医療振興協会」が医師を確保し、1年7か月ぶりに診療が再開されることになりました。
病院によりますと▼派遣されるのは内科の医師1人で、▼診療は第1、第3月曜日の午前中で来月6日から始まります。
診療所のある西原地区は人口802人。
市の中心部から17キロ離れた山間部にあります。
人口に占める65歳以上の割合は40%あまりと高齢化が進んでいて、車を運転しないお年寄りなどは人数がまとまるのを待って市立病院に送迎を頼み、診察を受けに通っていたということです。