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韓国軍、「強い軍隊」づくり目指し点呼を強化

 韓国軍の部隊での点呼は盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時代に、「兵営文化の改善」という観点から自律型に変えられていた。この点呼にいささか緩みが生じていたことから、最近は点呼を強化し、事実上元の形に戻っている。

 軍関係者は25日、「野戦部隊で行われる点呼が、戦闘準備の次元から昔のように強化された。これは、李相熹(イ・サンヒ)国防部長官の就任以来強調されている“強い戦士、強い軍隊”づくりの一環だ」と語った。

 午前6時の起床後、6時20分から始まる午前の点呼には、国軍徒手体操と駆け足が追加された。盧武鉉政権時代は、人員点検のほかには「愛国歌」(韓国の国歌)の合唱と軍人服務信条の朗読だけが行われていた。午後9時30分から行われる夜間点呼では、日直士官(幹部)が直接点検する。従来は分隊長(最先任の兵長)主管で点呼が行われていた。

 軍関係者は「新しい政権になり、国防部の指針によって点呼は戦闘準備の一環だという認識に変わったことで、以前より強化された」と語った。一方、厳格なことで有名な海兵隊の巡検(点呼)にまだ変化はない。

ユ・ヨンウォン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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