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小泉元首相、引退あいさつ 麻生氏支え団結を

 自民党の小泉純一郎元首相は26日午前、かつて所属した清和研(現・町村派)の派閥事務所を訪ね、同派最高顧問の森喜朗元首相と代表世話人の町村信孝前官房長官、相談役の安倍晋三元首相らと会談した。小泉氏は森氏らに改めて政界引退の意向を伝えるとともに「この衆院選は絶対に負けたらいかんから、麻生太郎首相のために一致団結してやろう」と語り、麻生氏を支持して次期衆院選の選挙応援に乗り出す考えを示した。

 小泉氏は会談で「衆院議員として勇退することを決断した。国会の制約を受けたくないから辞める。本当は首相を辞めた時に辞めるつもりだった」と伝え、2006年9月の首相退任時に引退する考えだったことを明らかにした。

 次期衆院選については「自分が行くことでプラスになる選挙区は、積極的に派閥を超えて応援する」と述べ、苦戦が予想される05年の郵政選挙で初当選した「小泉チルドレン」や、小泉構造改革の支持議員を念頭に応援する意向を示した。(14:09)

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