ここから本文です。現在の位置は トップ > 地域ニュース > 兵庫 > 記事です。

兵庫

文字サイズ変更
ブックマーク
Yahoo!ブックマークに登録
はてなブックマークに登録
Buzzurlブックマークに登録
livedoor Clipに登録
この記事を印刷
印刷

加古川病院:来月から全面禁煙 患者、外来者も協力を /兵庫

 県立加古川病院(加古川市加古川町粟津=千原和夫院長、311床)は、現行の建物内禁煙を10月1日から、駐車場を含めた敷地内全面禁煙に変更することを決めた。県立医療施設11カ所中6番目の取り組みで、患者も含め外来者にも協力を呼びかけている。

 健康増進法施行(02年)を受けて県は03年度、施設ごとの取り組みの方法と目標を設定した受動喫煙防止対策指針を決定。学校では敷地内禁煙が徹底している。

 県立医療施設では、こども病院(神戸市)が最も早く06年に敷地内禁煙を実施。これまでに西宮病院、尼崎病院、がんセンター(明石市)、粒子線医療センター(たつの市)が続いた。他はすべて建物内禁煙。

 加古川病院は現在、屋外に喫煙所を3カ所設置しているが、同病院は「来年、加古川市神野町に移転新築し、新病院は感染症患者も収容することになる。受動喫煙の悪影響も指摘されているので、全面禁煙に踏み切った」と話している。

 県健康増進課によると、民間を含めた医療機関の禁煙措置は敷地内が29%、建物内が50%(06年1月調査)。最近の状況は近く取りまとめるとしている。【成島頼一】

〔播磨・姫路版〕

毎日新聞 2008年9月26日 地方版

兵庫 アーカイブ一覧

 
郷土料理百選

特集企画

おすすめ情報